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Web編集者の読書癖

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本がないと生きていけない。
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2021年6月の記事一覧

「おいしい」の愉しみかた

「ていねいな暮らし」という言葉の代表格が「ていねいに作られたごはん」だと思う。それは、ていねいな食生活をおくる人から放たれるオーラや出で立ちが物語っているように思う。 職業柄、ていねいにものづくりをしている人や、隅々まで素敵が行き届いたお店を取材することも多々ある。その度に「いいなぁ」「素敵だなぁ」と思うのだけれど、素敵に包まれた取材を終えた夜に、ランチパックのたまごサンドを食べながら原稿を書くのが私という人間だ。 こういうことをするたびに、自分はていねいができないガサツ

読書は買う前からはじまっている。本の外観を楽しむということ

最近、本に対する感度が敏感すぎて、誰か止めてくれと思うほど本を買いまくっている。 今日も2軒の書店に吸い寄せられて(1軒は本当に偶然見つけて)、雑誌含めて計9冊の本を購入してしまった。先日Amazonで6冊の本を注文したばかりなのに。どう考えても買いすぎである。 そして買うたびにまず好きなところをパラパラパラッと読み、一度積む。そういう本が数冊あり、その中から毎日どの本の続きを読むか決めるのだ。まるで女癖の悪い男である。このままでは世のダメ男を批判できなくなってしまいそう

「牧師、閉鎖病棟に入る」を読んで

「ありのままでいい」と語ってきた牧師が、ありのまま生きられない人たちと過ごした閉鎖病棟での2ヶ月。 この帯文にとてつもなく吸い寄せられて、本を買った。こちらの本だ。 読了後すぐには出ない答えが付録のように、わたしの脳内にしっかりと居座っている。しばらくはこのことについて考えることになるのだろう。 正直、ものすごい本だったな...という読後感が強すぎて、少し時間を置いてからブログに書こうかなと思っていた。だけれども、よく見ると発売してまだ1ヶ月も経っていない新しい本という

風呂読書の極意

先日、「風呂読書に驚かれたことがある」という記事を見つけて逆に驚いたので、風呂読書について記事を書こうと思った。 ↓わたしが読んだ記事はこちら この方もかつて風呂読書をしていたそうなのだが、その話をしたら驚かれたらしい。その時点でびっくり。だって風呂読書はメジャーだと思っていたから。 ちなみにわたしは、おそらくもう10年以上は風呂読書をしているし、できれば死ぬまでしたい。断言できるのだが、風呂読書はわたしにとって1日の中でほぼ毎日1〜5位以内にランクインする安定した幸せ

質問力は一生モノの武器。正しく問い、自分を磨く

ライター・Web編集者としてフリーランスになって3年目になる。企業での編集者歴を入れたら、コンテンツ制作に関わる仕事を始めてからは6年だ。 が、しかし、いつまで経っても取材に自信がもてない。人の話を聞くのが好きだったはずなのに、「記事のために質問する」という一騎打ちのような時間がいつまで経っても苦手だ。 だけどわたしはこの仕事を一生続けたいのでいつか克服しなければいけない。毎回手を変え品を変えやりつつも、なにか自分だけの上達方法があるはずだ。あるはずなんだ、わたしがすべき