101/700 カードが食べられた
先日、カードが「食べられました」。以下、食べられたカードを取り戻すまでの顛末。基本的には銀行口座カードでも、クレジットカードでも手続きは同じです。
そもそもなぜ食べられたか、というと、出張帰りと暑さでボーッとしていて、お金をおろして、カードを取り忘れたからです。
カザフでは、街中いたるところにATMがあり、治安もいいので、24時間自由にお金が引き出せます。ただし、それは現地通貨テンゲのこと。
家賃の支払いがドル建てなので、ドルを口座から出さなければならないのですが、
1)ドルは1日1000ドルしか引き出せない。(口座残高にかかわらず)
2)ドルが出せるATMは非常に少ない。
3)かなりの確率でドルが切れている。
ということで、家賃のために、2週間前から、ドルを求めて日々ATM通いをしなければなりません。
最寄りのドルATMにスポーツジム帰りに通うこと10日。出せたのは1回だけ…
いよいよ明後日は大家さんが来る!ということで、いつものATMに見切りをつけ、銀行のサイトで調べたいつもは行かないショッピングセンターまで遠征。無事、ドルATMを見つけ、お金を下ろしました。よかったー
そこでカードを取るのを忘れたのです。すっかり現金のことしか頭になかったので、
1)現金が出てくる
2)明細が出てくる
3)これ以上の手続きはあるかどうか確認画面
4)「NO」を選ぶとカードが出てくる
というところで、2)の段階で帰ってしまったのですね…
3)4)のところで、一定時間以上操作しなかったり、カードを取らなかったりすると、カードが取り出せないようになるんです。私の場合は、入ったままになって本人も気づかずでしたが、4)のところで悠長にしていても、そのまま吸い込まれてしまうそうです。
結局気づかなかった私は、翌日またいつものATMで続きのドルを出そうとすると、あれ、カードがない?! とりあえず、クレジットカードのキャッシングでお金を準備しましたが、うちに帰って前日のかばんを見てもない!この時点では、カードを落としたのか、ATMに残してきてしまったのか、確信できず…
その後の手続は、思い出すだけでも面倒なのですが…
1)口座を作った銀行本店に行く。英語ができる行員は一人だけ。混んでいて待たされたので、諦めて帰ると告げると、コールセンターにある電話番号にかけろと言われる。
2)24時間対応のコールセンターに電話するも、10分以上つながらない。ようやくつながる。ちょっと難ありだけど、英語が通じる。営業時間内にカード紛失の番号にかけろと言われる。
3)営業時間内に同僚の先生にロシア語で電話してもらったところ、A)普通は10日程度で、食べられたカードが集まる銀行オフィスに取りに行く B)もしかしたらまだATMに入っているかもしれない。その場合は、最寄りの銀行オフィスで責任者に鍵で開けてもらえる。
4)翌日9:00、食べられたATMのショッピングセンターに行くも、オフィスにはまだ誰も来ていない。
5)午後に再訪すると、担当者は昼休み中で、待つこと20分。開けてもらったが、カードはすでにないとのこと。
6)カードが集まるオフィスは、アバイ通りとバイトゥルスノヴァ通りのショッピングモールのオフィスとのこと。(あれ、いつもドルを出しに行っているATMのところ…)
7)モールのオフィスに出向くと、口座情報とパスポートを見せ、簡単に引き渡し完了。
結局、いつものところにもっと早く聞きに行っていれば、こんなに面倒なことにならなかったのでした。
後で日本人留学生たちに聞いたところ、クレジットカードでも、食べられたATMの銀行で同様の手続きとなるそうです。KAZKOMのATMで食べられてしまったら、その場のオフィスに連絡し、だめならPROMENADEのオフィスにまず問い合わせましょう。
【写真】KAZKOMのキャッシュカード兼クレジットカード
クレジット機能もついてると、契約しているときには全然気づきませんでした。(普通、説明するよね…)何やらポイントがつくらしいけど、まったくクレジットカードとしては使っていません。
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