yurai

|モキュメンタリーな私たちに言葉を。|🥀🥀

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恋愛のはなし’24

1「 恋愛したいのに、できない」 私はちゃんと恋愛をしたことがない。こんな事を恥ずかしがらずに言い切ることができるのは、恋愛事情の息苦しさは消えないけれど、恋愛以外の生き方が世の中に知られ始めた時代だからだとは思う。私は恋愛に興味がないわけではないのだが、何故だか機会が少なかったり、家庭の事情だったり、恋愛の時間がなかった。ようやく重い腰を上げ「ちゃんと恋愛しよう!」と思ったのが、26歳の頃だ。今考えても遅い青春だ。  「さあて、恋愛するぞ!」と思ってみても、、正直うまく

    • 月の模様はよく「うさぎが餅をついている」とか、 「女性が読書をしているようす」どとか言うけれど わたしは「母の胎内にいる胎児」に見える

      • 鱗粉

        風の音で目が覚めた。4:43。まだ眠れるなと思い少し安心する。 少しだけ風を感じたくなったので、体を起こしてふんわりとカーテンを開けて、半分程窓を開けてみる。外の風は冷たくてツンとしていた。やはり冬の天気は生きた心地を教えてくれる。薄暗い部屋の中でぼうっとしながら、「もう起きてしまおうか、いや、一服しようか」そう思いながら手元に煙草を手繰り寄せ、一服した。街が動き出す寸前の時間の中で、ひとりだけのこの瞬間は寂しいようで寂しくない。二本目の煙草を手に取ったあと、咥えながら台所に

        • ぱれえんど

          夢、夢、夢の終わりはまた夢 はじまりも終わりもない 夜、夜、夜の終わりもまた夜 ぱれえどは始まったばかり きみは君が見えない ぼくも僕が見えない

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        恋愛のはなし’24

        • 月の模様はよく「うさぎが餅をついている」とか、 「女性が読書をしているようす」どとか言うけれど わたしは「母の胎内にいる胎児」に見える

        • ぱれえんど

          黄昏時のドキュメンタリー

          あなたはこどくね そう、孤独な女(ひと)は言う 揺れた髪は シャンプーの匂い きょうも何処かで シャボンは飛んで 揺れた髪は シャンプーの匂い ここは黄昏の街

          黄昏時のドキュメンタリー

          スワンの片隅

          無邪気な笑顔は まるで子どものように 白いスワンは しずかに眠る 高く上りつづける 黒い煙りに 夢などのせて 白いスワンは しずかに眠る

          スワンの片隅

          コンテンツが満載

          わたしはコンテンツ チルド食品愛してる わたしはコンテンツ 今日もどこかで ファッション・スナップ わたしはコンテンツ 見えない壁で 涙は見えない

          コンテンツが満載

          Blanc (Ⅱ)

          今、ブラウンの色彩が 私を嫌うだろう スクリプトは いつか鮮やかに再呼吸するための記憶さ

          Blanc (Ⅱ)

          サテライト

          あなたとわたしはみえてるの ミエナイアシタはいつくるの もしもロケットが飛ぶのなら あなたとわたしはみえてるの

          サテライト

          Blanc

          刹那的に追いかけたノイローゼは、 ロードムービーに殺されて砂漠を駆け巡り。 サルヴァドールは、 歌を歌いながら原宿を歩いている。