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料理が苦手だったのに料理教室を起業した

起業当初は言いにくかった、今だから話せること
私が料理が苦手なのに料理教室を起業したことについてお話したいと思います。


1.料理上手にあこがれた日々
2.料理教室を起業
3.料理が楽しくなってきた
4.料理が上手になってきた
5.料理上手になる方法


1.料理上手にあこがれた日々

料理は、大学で1人暮らしを始めたのがきっかけでするようになりました。
お家では、カレーライス、ハンバーグ、ホットケーキ、クッキーくらいしか作ったことがなく

1人暮らしの初日に、母親からごはんの炊き方と味噌汁の作り方を教わりました。
ほとんど料理ができませんでしたが、初日からスーパーに買い物に行って、料理をするということは続けていました。(お惣菜が好きではなかったため)

だんだんと上達するかなと思いきや、4年経っても、そんなに上達しませんでした。
管理栄養士養成大学でしたが、実験の方が多く、調理実習はほんの少しだったのです。(そのため、料理ができない管理栄養士さんは結構います)

レシピを見て料理を作ったりもしたのですが、レシピがないと味が決まらないというレベルでした。

社会人で一人暮らしをしたときは、お弁当も作ることにしました。

かなり面倒に感じてはいたのですが、自分の体をコントロールするのは自分だし、お弁当やお惣菜を食べると味気ない気持ちになるので、手料理で自分で自分に愛情を注いていました。

「料理が上手になりたい!」という理想があったので、毎日の適当料理だけは続けていました。

でも、あまり上達はせずでした。

2.料理教室を起業

以前の記事に書きましたが、どうしても「こどもの頃から料理をすることが当たり前にしたい」という想いがあり
料理教室を起業することにしました。
そのときも、料理が得意ではないので、「自分がこどもに教えて大丈夫か!?」と悩みました。
調理師さんに手伝ってもらおうかなとも考えていました。

料理の腕はイマイチなのですが、幸いメニュー(献立の組み合わせ)を考えること、レシピを考えることは得意(大学の教授に評価された)だったので、1人で頑張ることにしました。

そして、料理教室の前は、めちゃくちゃ予習をしました。

こどもからどんな質問がきても対応できるように、食材、調理について、とことん調べました。

料理の工程も、いろいろ試したり、味付けも変えたり、1つの料理で10回くらい試作をし、1ヶ月間同じものを食べ続けるという生活をしていました。(1人暮らしだったのに、毎回4人分作っていたので)

結果的に、料理が苦手だからこそ、料理について徹底的に調べ、オリジナルレシピができてきました。

美味しいのは当たり前です。
美味しい料理を考えて、こどもが作りやすい食材、調理工程にして、栄養バランスを整え、ということをしていました。

料理が上手な人がレシピを作ると、どうしてもひと手間増えたり、こまかくなりがちなので、料理が苦手な私でもできるレシピ(こどもでもできる)という視点がよかったと思います。

3.料理が楽しくなってきた

以前は「料理好き?」と聞かれたら、「普通」と答えていました。
そんなに好きじゃなかったです。

それが、こども達と毎月料理をしていると
めちゃくちゃ楽しくなってきました。

こどもと公園に行くと楽しいように、こども達の反応がかわいく、こども達と料理をすることが、とても楽しかったです。

日々の、料理を作るときは、ついつい手抜きをしてしまいます。
しっかり混ぜる、しっかり水をきるというところをサボったり・・・。
そうすると味もおちますね。

こども達は、全て一生懸命!
こども達が作った料理は、本当に美味しいなと毎回感動していました。

こども達のおかげで、料理の楽しさを知りました^^

4.料理が上手になってきた

大学、社会人と料理が苦手だったのですが、起業して1年経った頃

めちゃくちゃ上達していることに気づきました。

10年間以上、毎日料理をしていても料理が上手にならなかったのに、こどもと料理をして、1年くらいで料理が上手になりました。

起業当初
起業1年後

それは、どうしてかと言うと
「アウトプットしたから」だと思います。

こども達に料理を伝える側になって、めちゃくちゃ予習をして、実践して、復習してを繰り返したことにより、上達が早かったのだと思います。

料理が苦手な人で、料理上手になりたい人は、誰か(こども)に料理を教えるといいと思います!

5.料理上手になる方法

上記にも少し書きましたが、料理が上手になる方法が分かりました。

それは、「こどもの頃から料理をすること」です。

私は、こどもの頃はあまり料理をしてきませんでした。
なので、上達するのに10年以上かかってしまいました。

私は、料理上手になりたいという気持ちと管理栄養士という仕事柄、頑張りましたが、10年も待てない人もいると思います。
「料理が苦手」という声、結構聞きます。そして諦めているようです。

小学生くらいから料理をしていると、1年ほどで料理ができるようになります。
こどもは何でもできないのが当たり前なので挑戦し続けるから、成長します。
大人は、料理ができないと、すぐに諦めると思います。面倒に感じるからです。

料理も、こどもの頃からやっておいた方がお得です。
私の経験上、料理が好きな大人は、こどもの頃から料理をしていた人が多いです。

こどもの頃から料理をするという子を増やし、料理が好きな大人を増やしたいです!

料理が苦手だったのに、料理教室を起業した話をしました。

起業当初は、「苦手」とあからさまに言うと、お客さんが来てくれないかもしれないので、あまり言っていませんでした。
でも、嘘はつきたくないので、「苦手」ということも伝えていました。

今は、上達したので、思いっきり言っていきたいと思います。

私のモットーは「弱みは強み」

料理が苦手だったのに、料理教室を起業したら、逆によいことがあったという話でした^^

そんなことも、こども達に伝えていきたいです!

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