静岡一人旅 土肥温泉① 2022.02.11
2週間前のこと。まだ連休の予定が決まっていない。
あー、どっか行きたい…現実から離れられて…それなりに近場で…安くてご飯が美味しくて…人の優しさに触れられると尚のこと良し…なところ、ないかなぁ…
って調べてたら静岡にあった。1日目の宿のコンセプト、
『気さくすぎる宿』
こんなの泊まるしかな〜〜〜い!
部屋も空いてたので即予約。
2日目に泊まる宿も安くてご飯が美味しくて年季の入った鄙び宿。
静岡まで鈍行で約4時間。
2泊3日のんびりしず旅のはじまり〜
というわけで、自宅から三島駅まで来た。
初めて乗る伊豆箱根鉄道!
ずっとパスモを使って乗ってきたので、そのままJRから乗り換えることができず…一旦JR三島駅の改札窓口でパスモの精算をし、伊豆箱根鉄道の切符を買ってから改札を通る。
レトロでかわいい〜
座席はこんな感じ。一部向かい合わせ。
おばあちゃんちのテーブルクロス感。
みんな修善寺に向かうものと思ったら、途中の伊豆長岡で結構降りていった。
終点の修善寺駅。さて、ランチだ!
あじ寿司という駅弁が有名で、買ってイートインできるカフェが駅前にあったんだけど、残念ながら休業中で。
なのでそのカフェの裏通りにある紅ほうずきというそばとうどんのお店へ✨
カウンター席があってありがたい。店員のおばちゃんがとても良い感じで好き。
田舎蕎麦。太め硬めの蕎麦殻が練り込まれたお蕎麦!美味しい。
山葵小丼も食べちゃう。
ご飯に擦りたての山葵と鰹節が乗っていて、お好みで醤油をかけて食べる。山葵を口に入れる分量を間違えてツーンで涙目必至だったけど笑 美味しかったなぁ。このしば漬とたくあんも嬉しい。
駅近くのマックスバリュで飲み物などを買って
土肥温泉までバスで50分。
土肥漁協で下車。ここから徒歩2分くらい。
温泉民宿 山仙に到着〜!
入口を開けるとお嫁さんのヤッコちゃんがお茶を持って待っていてくれた。
「昨日雪がすごかったからキャンセルしてもいいよってメールだそうか悩んでいたの」とのこと。
あー来れて良かった。
こたつがある!お布団もすでに敷いてある〜
浴衣とタオル。タオルはなぜか恋人岬と書かれたもの。笑
お茶を飲んで一息。
静かな港町
トイレは共用なんだけど、感染症対策なのか部屋ごとに1つ割り当てられていた。
宿泊客、私一人だったけど。
おばあちゃんちっぽい時計に、ほんのり線香の香りがする廊下。
浴室は部屋を出て右手の階段を降りたところで、3箇所まとまっている。
鍵をかけて貸切にできるし、24時間入浴できる。
2人ほど入れそうな内湯。富士山の絵に床のタイルがかわいい!
お湯は結構熱い…湯口はどこだろうと探したら、浴槽の中にあった。空気に触れず、常に熱い源泉が出続ける。
こちらは露天風呂
浴槽に蓋がされていた。
手作り感のある露天風呂。
表面張力で蓋が源泉に引っ付いてた。
外すと、浴槽になみなみタプタプの源泉が現れる。
こちらはかなり熱く、水でうすめて入った。すぐに汗が噴き出る〜
ドライヤーは廊下に1台。かなり小さい。でも、部屋で使用するとヒューズが飛ぶのでここで使ってくださいと注意書きがあった。
湯冷ましがてら、夕方のお散歩へ。
住宅の間を抜けると、すぐ目の前に海が広がる。
日帰り温泉弁天の湯までは徒歩5分。
旅人岬で夕日を見るぞ〜
あと少しかなぁ
到着〜!宿からは徒歩8分くらい。
釧路の夕日を思い出す。北海道、また行きたいな。
じわじわと。近くを通る船がいい感じ。
最後の最後まで見届けて、
「あ〜、終わっちゃったよ」
と、ちょうど日が落ちたところでやってきたご夫婦、残念そうに帰って行った。
宿に戻ったら可愛らしいおばあちゃんが出てきた。ヤッコちゃんのお義母さんかな。
夕飯は部屋食で、18時半からにしてもらった。
お刺身、煮付け、エビフライ、グラタン、鍋、茶碗蒸し…もりだくさん!
「エビフライちょっと焦げちゃったからタルタルソースで隠してます。おまけでイカフライつけてます」と言われた。
そんなに食べられるかな…
鍋は火が消えてから自分で味噌を溶いた。蟹のお出汁がよく出ていて美味しい〜
食べ終わって食器類を廊下に下げると、
「デザートどうぞ〜」と、このボリューム…笑
お腹がはち切れる_(:3」z)_
こたつでごろごろダラダラしたあと、寝る前に最後の1箇所のお風呂へ。
一人分の大きさ。こちらも源泉たっぷたぷ。
あっつい〜
この壁のカモメと灯台がなんか良い。
夜は風がひどく強くて、窓がガタガタうるさくてよく眠れなかった。
つづく
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