北海道フリーパスで一人旅 旭川〜稚内〜旭川⑤ 2021.08.27
つづき
ホテルをちょっと早めに出て、駅弁で朝ごはん兼昼ごはんを調達したい!
金曜日の朝8時半。平日なのに、全然人いないな?みんな夏休みかい?
そして駅弁屋さんはどこだ…い…?
なーーーーーヽ(;▽;)
緊急事態宣言〜〜〜ちょうど今日から休みかぁ…
残念、セコマも駅前にないのでセブンへ行こう。
旭山動物園、行きたかったけど、予定に組み込めなかったけど、どのみち行けなかったね。
900発の特急宗谷を待ちます。
旭川駅は木のぬくもり感じられてとても好き。
石北本線、色味が良い。
特急の乗口を確認!
そして特急宗谷が入線!
あおみどりきいろ
窓際の座席はぼちぼち埋まっていた。
みんな景色を楽しみにしてるんだよね、きっと。
(特急指定4)旭川900-1240稚内
特急でも3時間40分…
せめてもの北海道感を求めた結果の朝ごはんがこちら。
コンビニ店員さんに、「おにぎり温めますか?」って聞かれた。生明太子だから温めないよ〜というか、おにぎりは温めないものだと思って生きてきたよ…
途中すれ違った電車が可愛かった。雪山に紅葉のデザイン。
旭川を抜けたら、ものの数分で黄金色の景色。
天塩の工場がぽつんと一つ。
和寒、わっさむ
かわいい。
士別、しべつ
名寄、なよろ
このあたりで、「野生動物が飛び出してくることがあります」とアナウンスあり。
本当にいるんだねぇ
大量のコンテナ
美深、びふか
音威子府、おといねっぷ
有名な駅そばがあったお店。店主さん亡くなって、お店も無くなっちゃった。
手付かずの森、みたいな雑草ばっかりの景色が続くかと思いきや、
突如現る牧場
しかもほぼ牛、牛、牛🐂🐃🐄
豊富、とよとみ
豊富温泉行ってみたいなぁ。油臭がするらしい…気になる。
🐂🐃🐄
🐂🐃🐄🐂🐃🐄
稚内まであと一駅。
ついに稚内に到着!!!日本最北端の駅。
遠かった、でもあっという間だった。
座りっぱなしでもお尻が痛くないし、ほとんど眠くならなかったし、飽きずにずっと景色を見ていられた。
駅直結のワッカナイセレクト。お土産やさんとか、ちょっとした軽食が売っている。
ここが、最北端ですよ〜印の車止め
以前はここに駅舎があったみたい。
駅から徒歩5分ほどのところにある、稚内港北防波堤ドームへ。
工事中だった、、
宗谷岬まで路線バスに乗る。
1日往復4〜5本、稚内は日帰り観光だと計画立てるのがかなりキツイ。
往復乗車券を購入。
稚内駅前1340-1410宗谷岬
宗谷からの最終バスが1455発で終わってしまうので、行きのバスはこの時間しか選択肢がなかった。
非常食。お昼食べる時間なさそうだから…
バスでも「野生動物飛び出し」のアナウンスがあり、期待していたけれど結局見れず、代わりに海が見えてきた。
日本最北端!
宗谷岬に到着ー!!!
滞在時間はバスが来るまでの45分。
一際目立つ、土産屋さん。
品揃えはあんまり良くなく、欲しいものもなかったのでガチャガチャを2回やった。
北海道らしいピンたち。
あと、せっかくここまで来たのだから、日本最北端到着証明書を発行してもらった。
少し近辺を散策〜
上から見渡すと、本当何もないな。
お土産屋さんの道路挟んだ向かい側には、食堂が2〜3軒くらいあった。
なんだか寂しい場所だなぁ。
あと天気が変わりやすくてびっくり。晴れてるかと思いきや突然雨が降ったりまた晴れたり曇ったり、風も強くて…いそがしい。
バスに乗り遅れるといけないと思い、出発時刻10分前からバス停に待機。
これが証明書。
宗谷岬1455-1553稚内駅前
次はバス停2番乗り場から、ノシャップ岬へ。
駅周辺では、ロシア語をよく見かけた。
稚内駅前1607-1619ノシャップ
ノシャップを通過すると、童夢という日帰り温泉に行けるのだけど、なんせ時間がない…
運転手「お姉さん、ノシャップ岬行くの?行き方分かる?あの灯台見えるでしょ、あそこに向かってずーっとまっすぐ行って、左に曲がってずーっと行ったら、ノシャップ岬が見えるから。はーいいってらっしゃい〜」
そう言ってバスは走り去って行った。
あらかじめ調べていたから行き方はわかってはいたけど、教えてくれるというからやっぱり話をしたくて聞いてしまった。
北海道のバスの運転手さん、優しい人ばっかりだ。なんでこんなに親切に道案内してくれるんだろう。
縞模様の灯台に向かって歩く。
天気が悪いから、雨が降ってこないか心配…降らないで〜、、
とぼとぼ歩きながら、ふと右側を向くと…
私「あっ!シカ!!!」
びっくりした。シカがいる。一人なのに大きめの声を出した自分にもびっくりしてる。
稚内で野生動物に出会えると思って今日一日ずっと目を凝らしていたけど全然見当たらない…と思ったらここにいた。
宗谷ではなく、ノシャップだったのね。
二頭で仲良く草をむしゃむしゃ。
どこまで近づいていいのか分からず、遠目に見て、また帰りにいたら見ようと思った。
ノシャップ岬には飲食店がまあまあある。活気はないけど、なんだかほっこりするお店が多い。
水族館もあった!カニの足のリアル感🦀
今回は時間がなかったためスルー。
礼文島、利尻島、いつか行ってみたい…教科書の世界。
どんよりノシャップ岬。
宗谷岬とは対照的、観光客ゼロ。
弟2からライン。
弟2「お土産よろしく。今どこにいる?」
私「北海道の最北端」
弟2「函館?」
私「函館とは違う方角だよ」
私「現在地ここ」
弟2「すげ。北海道ってそこまで行けるんだ」
弟2よ、北海道はどこまでも行けるのだよ。
帰りにシカチェックしに同じ道を通ったら、一頭はどこかへ行ってしまっていた。
角折れちゃん🦌
さっきよりも近距離。
私が、というより、シカが草を食べながらこちらに徐々に近づいてきた。
背中の斑点がバンビ感あってかわいいな🦌
ばいばい、いっぱい草食べるんだよ〜
少し早めにバス停に到着。
バスの本数は宗谷岬方面よりも多く、15分に1本くらい走っている。
すると突然、車のクラクション音が!
振り返るとシカが四頭、道路を横断していた。
えっ、待って待ってシカってこんなにいるもんなの?
突然横断したシカたちを追いかけて行くと、悪びれる様子もなくこちらをじっと見ている。
私有地らしき場所に入ってしまったのでこれ以上は近づけず…
バス停に戻りながら他にシカいないかな〜と見渡していると、茂みの向こう側にある広場のようなところから見える角たち。
乗る予定だったバスは見送った。
広場はノシャップ公園の一角だった。パークゴルフ場らしく、ゴルフをしている人が数人。
それと、たくさんのシカがいた🦌🦌🦌
ゴルフしながらキャッキャしている人間が近くにいるにも関わらず、全く気にせず草をむしゃむしゃ。
すごい光景。
バス停に戻るとエンジンを切ったバスが停まっており、ベンチで運転手さんがタバコを吸っていたのでシカのことを話した。
私「あのシカたちって全部野生ですか?」
運「あれは全部エゾジカで、野生。突然飛び出してきて危ねーんだ」
私「シカと共存してるなんてすごい!北海道らしさ全開です!」
運「当たり前すぎてすごいと思わないよ〜。あ、まだバス出ないけど、乗っててもいいよ」
こんなに野生動物に会えるなんて、すごい、嬉しい、北海道最高…!!
バスが出発した後も、車窓から遠くにシカが見えたり。
バスもシカが横断していた区間はかなり減速して走っていたため、
通行人のおじさんとシカのツーショットが撮れたり。
シカ、住宅街に馴染みすぎてる。
ワッカナイセレクトで駅弁を購入し、特急宗谷を待つ。
あ、展望デッキがあるから行ってみようっと。
特急宗谷が入線。
あ、はまなす編成の宗谷号だ!
1号車がグリーン席ではなく、ラウンジで構成されている。しゃれおつなのだ。
(特急指定5)稚内1744-2126旭川
ショッキングピンク〜🌷
腰あたりのクッションのカラーがかわいいし、柔らかくていい仕事をしている。シート自体がふかふかで座り心地が良かった!
帰りの指定席、ガラガラ。
前の座席の背中にテーブルついてるけど、サイドテーブルもあるんだ。2個使いする人っているのかな?
お昼抜きだったのでお腹がすっきすき。
かにいくらめし
駅弁で生モノを食べるのは初めてかも。
かにがぎっちり、いくらもりもり、錦糸卵が美味しい、ガリが良い味変に〜お米も味ご飯になっていて箸が止まらなかった!
ネーミングセンスが高すぎる牛乳プリン。乳!!!!!感がめちゃくちゃ伝わる。
そして北海道の水。もう北海道は何の水でも美味い。
旭川到着後、どうしてもホテルのユニットバスに入りたくなくて、駅から近いプレミアムホテルキャビン旭川の天然温泉で日帰り入浴♨️
中性低張性高温泉。緑濁りの冷鉱泉を加温。
掛け流しではないけど、広いお風呂最高〜〜!!
24時まで日帰り入浴できて、しかもタオル付き850円、ありがたい。
帰りにセコマでとうきびもなかを買った。
とうもろこし味のアイス、美味しい🌽
今日の移動ルート。
旭川⇄稚内、行って帰ってきた!
見たことない乗ったことないの連続で新鮮味があったからか、座りっぱなしの長時間乗車でも不思議と辛くはなかった。
ただ振り返ってみれば、1日の移動時間が10時間近いって一人旅史上、最長なのでは…
JR乗車運賃は特急込みで17760円でした。
3日目にして既に元が取れてしまった北海道フリーパスと、まだまだ旅をします。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?