平手友梨奈の「約束」は一般論。

先日、元欅坂46の平手友梨奈さんがレギュラー出演していたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」で最後の登校日を迎えた。

そこで交わされた「約束」

SNS社会で欠如しがちなことを彼女なりの言葉で語ってくれたものだった。

しかし、その内容はこれまでもよく言われてきたこと。むしろ、一般論と言ってもいいような内容だ。

今の時代、真っ当に生きてさえいればSNSを利用する年齢までには1度は聞かされる、そんな簡単な内容。

ただ、それを彼女の言葉で伝えただけのもの。

事実、彼女は言葉の暴力を受ける機会が多かったのかもしれない。だからより重みのある言葉に感じたかもしれない。

とはいえ、それが一般論であったことに変わりはない。

しかし、これに固執する者が現れ始めた。

特に長沢菜々香さんの卒業、これに対して運営批判等が多く上げられた際、爆発的に「約束」を主張するものが現れたのだ。

友梨奈さんには申し訳ないが「約束」を破るような言葉を使う。

正直

「馬鹿なんじゃないの?」

と思ってしまった。

今更「約束」如きで守れるならどうしてこれまで辞めなかったのか、あるいは注意できなかったのか。

それなのにやけに「約束」を主張する。

平手友梨奈さんの言葉で気づいて改めようと思った奴だけが改めればいい。変に固執して

「『約束』を忘れたのか」

などと主張する意味はどこにある。これがまた異常なほど多い。
目障りなレベルに。

好きなグループのセンターを務めた「平手友梨奈」の言葉で気づけなかった奴等があんたらの謎の正義振りなんかに答えるわけがないだろう。

この機会に気がつけない奴は正直自分が痛い目に合わない限り気がつかないだろう。

正義ぶってる奴らもそうだ。そこで「約束」を守れなかった奴らを非難するコメントを投稿してどうするんだ。

それこそ忠実に「約束」を守ろうと思うならば角の立つような投稿をしている時点で道から外れている。

黙って

「またやってるよ」

と思っていればいい。

こんな簡単な選択ができない人達に今後も「約束」が守れるなんて思わない。

まして、「約束」への固執はまたさらなる問題すら生みかねない。

残念だが平手友梨奈さんの「約束」を誰もが守るSNS社会なんてものは理想でしかない。
そんなものが実現可能なら既に平手友梨奈さんが声を上げることなんてなかった。

故に守れる人間はそれを守り、守れない奴にあえて首を突っ込むような馬鹿な真似はせず静かに社会制裁が下されるのを待つ。

これが1番ではないのか…?

一方で擁護する訳では無いが

「卒業」

という節目に何も感じないファンはまずいない。

その時、その瞬間に少し判断が狂ってしまうことくらい許してやって欲しい。

正直、欅坂46ファンの運営サイドへのヘイトは比較的高い方だと思われる。

だから仕方ない、と言うつもりはないがその一瞬の気の狂いさえも許されないというのは余りにも酷ではないか。

ここまで書き連ねたのは全て私の主観だ。

何か間違いがあるかもしれないし、正解などというものは知らない。当然答え合わせなんて出来っこない。

しかし、この考えは持ち続けていたい。

たとえ、私がファンにとっての黒い羊なのだとしても。

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