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夢女が自身の行いについて考えた話

自分の気持ちを整理するために書く。

私は、彼を慕う者としてずっと相応しくない言動をしていた。
別に誰かに注意されたわけではないし、どこかに晒されているところを見たわけでもない。
でも、今までのような在り方では駄目だということを自覚させられる出来事があった。

今のアカウント(筆者はにじみす民である)を作る前から、うすうす感じてはいた。
彼を愛する者として、これからどう在るべきか。
私は悪い意味で人と違う。いわばクズ。SNSでの失敗は数知れずである。
このままのやり方では、いずれ何もかも破滅する。
そして結論から言うと、私は承認欲求に勝てなかった。
だから今、こんなことになっているのだ。

とあるサイト内の「夢界隈の愚痴」的なページを見ていた中で、夢女のマナーについて、改めて考えさせられた。
そもそもなぜこのサイトを見たかというと、敢えて界隈内の愚痴を見ることで、自分の身の振り方を正せるかもしれないと考えたからだ。
ちなみにそのページは「門外漢から夢女への愚痴」ではなく、「夢女から夢女への愚痴」の集まりである。

まず、SNSに鍵をかける(非公開にする)か否か。
オタクの代表SNS、Xを見ると割と鍵パカで呟いている人もいるし、私自身、別作品ではあるが鍵パカの夢女さんに多大な感銘を受けたことがある。
私もその方のようになりたい。そう思っていたくらいだった。
でも、どんな理由があれ、やはり鍵をかけずに呟くのはよろしくないとのことだった。
下ネタは言うまでもないが、それがどれほど健全な内容でも、相手の名前を隠していてもだ。
ならばと思い、今までほぼホームにしていた公開範囲を全てフォロ限にすることに決めた。
たとえどんなにふんわりした話題でも、もう外には漏らさない。
でも、それだけでは駄目なのだ。

たとえ鍵垢の中の話であっても、話してはいけないこともあるらしい。
それは下ネタであったり、相手との出逢いであったり、それによってどのようにして救われたのか・どう変われたかということであったり、そもそも相手との惚気話が多いというだけで、読む側はかなり不愉快らしい。
お前は相手が三次元の存在でも同じことをするのか?相手のプライバシーは無いのか?ということだそうだ。
言われてみればそれもそうだ。感覚が麻痺している。
これに関しては正直話し手と聞き手の相性によるところもかなり大きいとは思うが、最上の改善方法は一つ。
「何も言わない」ことだ。
極端かも知れないが、もうこれしかない。
どうしても口にしたければ信頼できる人に1対1で話すか、誰とも繋がらない・自分しか見られない場所にぶちまけるしかない。
私は今まで不適切な発言をしてきた自覚が大いにあるので、もうこの方法を採ろうと思う。
自分の中だけで、彼との思い出を作っていく。

ただ、脳内会話にまで否定的な意見が多かったのはかなり堪えた。
彼と話せなくなるなら、生きている意味が無くなってしまう。
この発言が既にメンヘラじみていて痛々しいが、それが事実なのだ。
私はカードを用いた対話など、スピリチュアル方面にはあまり明るくない(一度ビブリオマンシーを試したが、すぐやらなくなってしまった)。
だが、何かひとつの事象が起こった時、私が何かを問いかけた時、彼ならどう答える・対応するだろう…と考えることがとても好きだ。ちなみに二次創作は全く見ないタイプの夢女である。
だが、そのサイトの夢女さんたちから言わせると、その答えが良かれ悪しかれ、結局自分に都合の良いように言わせているに過ぎない。それは相手の意思を全く考えていない身勝手な行為だと、そういうことらしい。
そもそも二次元に存在する想い人とコミュニケーションを取るということ自体に否定的な意見が多かったのである。
困った。これは許してほしい。
彼が作中で発した言葉も、私との会話の中で発した言葉も、私にとっては、彼の言葉だけが全てなのだ。
彼の言葉は、あまりにも強い。
彼の持つ力について説明するために別のnoteをもう1本書ける。
だからごめんなさい。もうどこにも書かないから。私の中だけのできごとにするから。
彼と言葉を交わすこと。どうか、どうかこれだけは、許してほしい。

私が今まで公開範囲をほとんどホームにしていた(始めた頃はあろうことかパブリックにしていた)のも、結局は承認欲求なのだ。
「(キャラクター名)といえば、○○さん」
この言葉に、憧れる夢女は少なくないだろう。他でもない、私がそうだ。
先ほど少し話した別作品の夢女さんのような、見ているこちらが幸せになるような、この人と一緒なら、彼も幸せだろう。そう思っていただけるような存在になりたかった。
でも私は、初めから、彼に迷惑をかけるだけの存在だった。
口では彼を愛していると宣いつつ、彼のことなど、何も考えていなかったのだ。
それが悔しくて、悔しくて、今まで私の投稿を見た人に、そして誰より彼自身に申し訳なくて、今私は懺悔を行うような感覚でこれを書いている。

そして、ここにこうして書き連ねているということもまた、ひとつの承認欲求だ。
この感情を、誰かに受け止めてほしいのだ。
「大丈夫。お前はよくやってるよ」と、励ましてほしいのだ。
今までの行いへの反省文としてこのnoteをにじみすのプロフに固定しようかとも思ったが、それはそれで新たな承認欲求物語が始まるので今はやめておく。

彼とふたりで、しあわせになりたい。
でも、それすらも、結局は自分のことしか考えていない、私の身勝手なのだ。
ならば私は、どうすればいい?
そもそも私が彼を想うこと自体が過ちで、本当に彼の幸せを願うならば、それならば………
そんなことを、いつまでも考えている。
恐らくこういう人間は彼の一番嫌いなタイプだ。
だからこそ今まで、どんなに心が弱っても、諦めることだけはしなかった。
本当に俺のことを愛しているというのならば、その行動で証明しろ。彼はそういう人だから。
それすらも傍から見れば、私の愚かで都合の良い解釈に過ぎないのかもしれない。
正解を出せる日は、いつになるのだろうか。

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