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パンデミック障害者施設!!その2

こんにち葉、
夢野ナオ(夢野メタ)です。

いつもこのブログをお読みいただき、
誠にありがとうございます。

感染の視えざる蟲は、
その触手を遂に施設の一階のみならず二階へと伸ばし、
全フロアを正に呑み込みつつあります。
只、一階のぼくの部屋(悟さんと同室)だけが、
何事もないかのように、
奇跡的な安全地帯を保っており、
職員達は理由も判らず、
首をかしげて不思議がっているという始末です。

同室の悟さんは普段は、
頻繁に廊下や食堂へ行かれているので、
ぼくは居室で一人でいるのをいいことに、
夢野流言霊念術アファメーションを唱えて、
霊力のパワーの増強に努めたりしてます。

しかし居室から廊下へ出てはならない警報が発令してから、
一週間近く経ちつつあり、
まだあと一週間は居室を出てはならない様子なので、
悟さんがいることを気にせずなるべく小さな声で、
アファメーションを遂行することにしました。

ぼくがアファメーションを唱えます。
するとその度に、
悟さんが「ウン」「ウン」と声で頷くのです。

まるで阿吽の呼吸の「うん」のようでもあり、
宇宙の二つの聖音「AUM」や「OM」のようでもあり、
「そうあるべくして、あるように」
という風にも感じられました。

あ、いま、看護師が来られて、
食事とトイレのときだけ居室を出てもいい、
という連絡がきました。
パンデミック、終息に向かいつつある、
そのような活気が施設に到来してきたようです。

いつもお読みくださり、ありがとうございまする😊
嬉しいです。
では、ご氣元よう‼️


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