第0022撃「メタ氏、カードケース(下敷き)を叩き割る!!」の巻

平成元年1989年、夏頃、中学一年。
同級生の女子生徒の悦田(仮名)が次第にヤンキー味を増してましたが、
しかし制服の白いシャツ姿がどこか色気づいて見えました。
彼女の下着が透けて見えたわけではなかったのですが、
「透けて見えてるよ」と小生は嘘をついてみたのでした。
悦田は「エッ!エッ!」と慌てた様子でトイレへ向かいました。
「夢野〜、教えてくれてありがとうなー」
帰ってくるなり悦田はそう言いましたが、
別に透けてはないんやけどなぁと、
小生は人を簡単に操作出来たことのほうに、
妙に感心してしまいました。

平成元年1989年、11月下旬。中学一年。
小生が患っているトゥレット症候群(難治性重度チック症)はさらに悪化しており、
たびたび「イヨーン!」と発声したり首をぶんぶん振ることに、
悦田も気色悪いといった態度をあからさまにするようになってました。

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