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わたしのインタビューのやり方ーマニマニドット志さんのインタビューを通してー

みなさん、こんにちは。
今回はわたしの嫉妬についてのインタビュー方法についてお伝えするために記事を書きたいと思います。

わたしのお友達であるマニマニドット志さん(以下マニマニさん)からのメッセージのやりとりと通話インタビューを通して、彼(性自認が男であると確認できているので彼と書きます)の嫉妬についてまとめながら、書いていきます。
この文章を読んでもらって、「どのようなインタビューをしているのか」や「どんな嫉妬があるのか」などを知ってもらえたらなと思います。それはマニマニさんの意向でもあると認識しています。



インタビューのきっかけ

マニマニさんはわたしのパートナーである一花と、もともと知り合いでした。
わたしたちがプロジェクトうにゃむにゃを始めたときに、たくさんTwitterでコメントをくれたりRTしてくれて、わたしもマニマニさんの存在を認識するようになりました。

そして、わたしたちがやっているラジオ(おしゃうにゃ)に頻繁にコメントをくださるようになって、わたしも仲良くなっていきました。
その中でわたしが嫉妬について勉強していることを知ったマニマニさんが、インタビューを受けられると言ってくれたことによって、インタビューが実現できたのです。

どうやってインタビューしたのか

最初にマニマニさんにインタビューしたのはTwitterのDMで行う文字のやりとりでした。前もって時間を決めていたので、リアルタイムにインタビューできました。
一時間以上、インタビューしていたと思います。たくさんのことを聞けました。このときにマニマニさんの嫉妬についてはほとんど情報を得ることができていたと思います。
しかし、メッセージでのやりとりは時間がかかり、細かいニュアンスが読み取りにくいため、このときに次の人からは通話でお願いしようと思いました。

その後、マニマニさんから、補足したほうがいいところがあれば追加でインタビューを受けてくださると連絡をいただき、しかもぜひ通話で話してみたいとのことだったので、通話でのインタビューをすることになりました。
通話でインタビューするためにわたしはマニマニさんとLINEを交換し、そこからはLINEで連絡をとっていきました。

日にちを決めて、夜の20時くらいだったと思います。通話でのインタビューを開始しました。
ラジオでコメントをもらっていたとは言え、声を聞くのは初めてです。どんな感じなんだろう?と思いながら、電話に出ました。
マニマニさんはコメントでも感じていたように、気さくな方で、声を聞いて話せることを喜んでくれているようでした。わたしも嬉しかったです。
そうやって、インタビューを始めさせていただきました。


インタビューの始まり

わたしは嫉妬のインタビューをする際に必ず質問することがあります。それは、「性別」「年齢」「『嫉妬を見せたら嫌われるかも』や『嫉妬をするのはかっこ悪い』という気持ちがあるか」です。
これらを一番、最初にします。ここから得られた情報から、どんどん掘り下げていく作業に入ります。

例えば、マニマニさんの場合は性別は男、年齢は30代、「かっこ悪いかどうかは前は思っていたが今は思わない」、「女々しくしちゃいけないという感じがある」などの回答が得られました。
そこから、「なぜ、今はかっこ悪いと思わなくなったのか?」や「子どもの頃から『女々しくしちゃいけない』という気持ちがあったのか?」などを質問し、掘り下げていきました。

そうやって、新たな疑問を探していって、それについて質問するというのを繰り返すのがわたしのインタビューの形です。
一緒にインタビューさせていただく方の嫉妬について考えて、共に掘り下げていく作業をするという感じです。なので、わたしも「うーん」と言いながら考えますし、相手が初めに言われていたことと後で言われていたことが違ったりもします。
インタビューを通して、自分の嫉妬がどんな形をしているのか探ってもらうということをしてもらうのです。
それは、簡単なことではなく、自分の気持ちを言語化する経験があまりない人にとってはとても難しいことのようです。
しかし、話していく中で自分自身から意外な気持ちが発見されていく過程を共有できるのは、わたしにとって貴重な体験ですし、頑張って掘り下げてくれることにとても感謝しています。

人によっては自分の中の嫉妬に触れたくないと感じている人もいました。しかし、わたしの質問から頑張って嫉妬について言葉にしてたことをとてもありがたく思いました。
苦痛を伴っても、わたしの質問に答えてくれるなんて、とてもすごいことだと思います。もちろん、これ以上は話したくないと言われたときはその気持ちを尊重して質問をやめることになります。
こういったことから、インタビューはある程度、わたしを信頼してくれている人とするといいのではないかと考えます。


マニマニさんの「嫉妬」

そうして、マニマニさんとの嫉妬インタビューを始めて、最初にわかったのはマニマニさんは嫉妬するタイプの人ということでした。
しかし、それは「上手な絵を見たとき」や「Twitterで美味しそうな食事を見たとき」などといった羨ましさが主なものだということもわかりました。
そこから、「昔からそうなのか?」などの質問をしました。
そういった質問をしていく中で、嫉妬してしまう自分のことについて、昔は嫉妬しちゃいけないと思っていたがどんどん隠さなくていいと思うようになり、別にしてもいいじゃんと思うようになったということがわかってきました。
どうして、そうなっていったのか気になったわたしはそこを掘り下げていく作業に入ります。

マニマニさんは比較的、自分の嫉妬に触れることに抵抗がないように感じました。そのため、スムーズにできたのではないかと思います。
掘り下げていくのも、自分でどんどんやってくれた印象が強いです。

マニマニさんが話してくれて少しずつ嫉妬の形が見えてきて、マニマニさんの嫉妬はこういったものではないかという結論がわたしの中で出ました。
それは「否定的な自分を納得させるために、他人にも『そのままでいいよ』と伝えており、嫉妬していることを納得させるために羨ましくなるのは当たり前だと考えている」ということです。
マニマニさんは嫉妬してしまう、羨ましく感じてしまうことを受け入れて、自分で自分を説得するような形をとっているということでした。
インタビューしている中で似たような傾向の人はいましたが、マニマニさんの場合は特に嫉妬すること自体を肯定することによって「嫉妬してしまう苦痛」を上手く回避できていると感じました。
妥協点が自分の中にしっかりあるという印象を受けました。


インタビューを終えて

わたしは嫉妬についてのインタビューをすることはその人自身を掘り下げる作業を共にすることだと書きました。
それは、本当にその人の内側にわたしも入れてもらうような、その人の深いところを見せてもらうようなことです。
なので、やはりオープンにいてくれたことに感謝しますし、とても貴重な体験だと思います。

マニマニさんとはTwitterやラジオで今でも仲良くさせていただいており、友達が増えてわたし自身もとても良かったなと思っています。

もし、良ければあなたの嫉妬についても聞かせてください。
わたしがどんな人か知りたいという方はプロフィールからSNSなどをご覧いただければと思います。
インタビューを受けてみてもいいかもと思っていただければ、TwitterのDMでも構いませんし、申し込みフォームから連絡いただいても構いません。

一緒にあなたの嫉妬について探らせてもらえたら、とても嬉しいです。少しでも嫉妬を知れるということは、わたしが嫉妬を理解するためにも大事なことだと思っています。
よろしくお願いします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


ちょっと編集:一花
スペシャルサンクス!:マニマニドット志さん


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