慣れるまでは怖いけど慣れたら安心できる場所になれた

私とカウンセラーさん両方が見つけた就労支援B型の見学体験の日です。
家から近いというわけではないけど、結構使ったことのある交通機関で行けるのですぐわかりました。

当時今以上に人と接するのが怖かったのですごく緊張していました。入る時も入っていいのかここでいいのか、しばらく心の中でどうしていいかわからなくて入るのに数分かかりました。

入ったら自動的にチャイムがなるようになっているのか職員さんが来てくれて優しく対応していただきました。
外から見ると普通の建物ですが、中はパンフレットと同じくらい綺麗でした。

玄関から作業場に入り、相談室にも使っている個室に案内されました。
作業場は広くてこちらも綺麗でした、PCの作業なのでノートPCもいっぱい並んでいて私には新鮮でした。
相談室で色々話してから作業場で体験をさせてもらいました。
PCの立ち上げ方から親切丁寧に教えてくれて有難いけど人が横にいること自体がちょっと怖くて、多分「はい」とかしか言えてなかったと思います。

お昼も食べさせてもらったのですが、手作りの暖かくて美味しいものでした。
当時は家で食べている時に何を食べても紙とか粘土みたいに感じて食べることが苦手だったのですが、頑張って食べなくても美味しかった記憶があります。
家族にいつも食べるの遅いとバカにされていたり怒られたりしていたので、やはり（早く食べないと）と焦って食べていました。

正直緊張していいのか悪いのかよくわからなかったんですが、職員さん達も優しかったし、部屋も綺麗だし、PCの作業も自分になんとか出来る感じだったし、お昼も美味しいし私よりゆっくり食べていた人もいたから安心そうだし、ここでいいかもな…他はもっと怖いかもしれないし、むしろ他にも見て回るの疲れるし。
とりあえずここに通ってみてダメだったら変えてもいいんだろうし。
と帰りながら思っていました。

ということで、その就労支援B型に通うことになりました。
そこが今でも通っている所です。
職員さんも女性が多かったし、男性職員さんも優しかったし（むしろ優しすぎて逆にこっちが大丈夫かなと心配するくらい）

担当の女性の相談職員さんは今でもすごくお世話になっていて、話していたら刀剣好きだったとお互いわかってアニメやゲームの話も楽しく一緒に話してくれました。
毎日通っているし、コロナ前は月に一回相談日があったので色々相談したり趣味の話もしたりして私のことを仲の良いお友達くらい理解してくれてる人だと思います。
私のことをすごい理解してくれている人だなという安心感と、美人の方なので素敵な人と結婚して欲しいけどそうなるとここからいなくなるのだろうかという自分勝手な不安もあったりします。

ここの就労支援（今後はお仕事場と書きます）、職員さんも優しくてアットホームな感じですが、他の利用者さんも楽しくて優しい人ばかりだったのも有難かったです。
通うようになって何年か経っているのですが最初しばらくは、私が何か変なことをして一気にみんなから嫌われるんじゃと怖くて、今思うと優しさを信じてあげられていなかったのですが、何年か目でなんとか自分らしく過ごせたり、自分から相談したいことがある時に声をかけられたり出来るようになってきました。
でもやはり（今忙しいんじゃ）とか（他の人も相談したいんじゃ）とか遠慮しちゃうことも多いですが。

それでも今でも担当職員さんからは「冬果さんはまだ壁があるような感じがあるよ」とも言われましたがｗ
でも多分私と仲良くしてくれてる他の人ならわかってくれると思うのですが、どんなに仲良くなっても壁を作ってしまうクセがあるみたいです。
まだ嫌われたら怖いって臆病さで人と接するのを大胆に出来ないのかもしれないです。

死ぬまでずっとこのお仕事場に通いたいくらい大好きな場所、安心できる場所なのですが、やはり工賃は安いので最近一人暮らしをはじめたのもあり、ずっとはいられないかな…と時々思ったりします。
他のお仕事や副業をしたらやめることになるみたいですし。

他のお仕事をしながら通って、他のお仕事で生活出来るようになったらやめる…ということが出来たらなとも思っていたりしたのですが。

でも本当にここのお仕事場に来て、何年か通ってきて、色々新しい経験や出来ることも増えました。
他の人は色々見学してから一つ決めたりしているらしいので、一つに決めてずっと続けてるのも毎日ちゃんと通っているのも珍しいほうらしいです。
私の場合は家にいたら父がいるからどんなに体調悪くてもお仕事場にいた方が精神的に楽なのもあるから毎日通えているのですが。

来た時は食べることが苦手でしたが今は食べることも少し好きになってきました、お仕事場のお昼は特に好きです。
骨の多いお魚や食べにくい物も苦手ですがお仕事場で食べるならどんなに遅くなっても怒られないので安心して食べられます。

作ってもらったものを残すのは申し訳ないので、多かったら残してもいいよと言われてもここだけは未だに多くても無理して食べてしまいますが。

「食べ物を残すのは申し訳ない」は作ってくれた人にもだけど食材にも食材を育ててくれた人とかにも廃棄は申し訳ないってのがあるので、やっぱり残すのは苦手なままなのかもしれません。

色々あって毎日投稿が切れてしまいましたが、今回も読んでくれた方ありがとうございました。
何回も読みなおして直したりしているんですがなかなか文章が上手くなれません(ヽ´ω`)