自己紹介

私常々、下手に前の人に倣って言うだけの自己紹介よりも、お互いの本棚や読んでる本を話す方が絶対より相手を知れるだろうと思ってた。
思っていたけれど、大学生になってそんなことはないと思い知らされた。そもそも本棚がない人も少なからず、いや多からずいる。そんな言い回しがあるか知らないが、それなりにいる。少なくとも私の想像よりは遥かに。
みんな小さくても本棚は持ってるものだと思っていた。だから一人暮らしになる時に、部屋の作り方のようなサイトを見てはなぜ女の子の部屋にドレッサーはあっても本棚や書き物机がないのかとあまりに参考にならず、困ったものでした。
私の両親は2人とも方向性の違う本の虫だったので。その元に生まれかつ長女で気合いが入っていたであろう私はしっかりと本の虫に育ちました。
なので私にとっては前提としてあたり前に本棚は生活必需品であり、1人暮らしでも家にあるものだと。だからこそ本棚を見せ合う方が仲良くなるには手っ取り早いと考えていたわけで。
しかしどうもそうじゃないぞと、友人を家に招いて本棚が大きいと驚かれ、友人達の家にお邪魔し本棚がなく教科書すら床に直置きだったりをみて、それらの経験を経て、ああ我が家が特殊なだけかと。いや私と両親がたまたま本の虫だっただけだと気がついたのです。
つまり私の持論だった「下手に自己紹介するより本棚を見せ合う方が仲良くなるのに手っ取り早い」は、同程度の本の虫同士でしか成立しない話だったのです。
まぁ良く考えるまでもなく同じ環境だったはずの弟すら本の虫にはならず本棚を持たないタイプの者なのでそこに気がつけと言う話ですが。
ですがきっとここに居る人は自分の本棚を持つ人のはずですので、自己紹介に変えて私の今思う好きな本を5つ。

・アモス・ダラゴン
今まで読んだことがある人に巡り合ったことがないのでぜひ誰かいたら教えてください。しっかりと頭のいいアモスが繰り広げるファンタジーアクション。
・B.A.D.
ライトノベルのはずですが内容が一切ライトじゃない。強くて傲慢で美しい繭墨あざかになりたい中学生でした。
・戯言シリーズ
刀語でも化物語でもなく戯言が好きなのです。零崎から先に読んでしまった人です。
・鬼滅の刃
全国民知ってる。しっかり全巻読みました。小説も。胡蝶しのぶさんが好きです。
・この闇と光
前篇の世界の美しさにずっと酔いしれていたかったのに。

貴方の好きな本も教えてください。

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