投資の話--底なしかと思われたが
本日の市場
まったくどこまで下げたら気が済むのかって感じになってきました。昨日の下げで、そろそろ人生は諦めが肝心だとかそんなことをつらつらと思い始めていました。NYの下げが酷いので明るい見通しはないのですが、特にナスダックの下げが大きくて、ここは本当に下げ止まり感がありません。さすがにここまで来たらと思いつつズルズルと行くのが下げ相場です。いったい本当にどこまで下げるのでしょうかね、久しくこんなことってありましたかね。
今朝のチェックも気が重かったです。おおしかし、今日は大きく反発しました。自律反発狙い?ということはここからしばらくは反発する?ほんと?
昨日、マザーズの下げが酷くて6%も下げました。それ以前からズルズルさげてきての6%です。これはもう600割れを観念しました。ファンドは必ずしも指数と同じだけ下げる訳じゃないのですが、それでも痛い。ちょっと予感がして一昨日ちょっとだけ売ったのですが、その分で昨日買い直しました。僅かでも高いところで売って下げで買い直しております。下げではチンタラとこういうことを繰り返すしかありません。
おおしかし、今日は昨日の下げを取り戻すほどじゃないですが、4.5%アゲでした。投入した分を売っても良いのですが、今回は放置です。まだまだ私の最低予想願望ラインの650にも達しません。現実は常に甘い予想を裏切ります。
ファンドについて少し
私は、例えば日本株ファンドでも225系もTOPIX系もあちこちに持っていて、しかもアクティブインデックス混合です。新興市場も世界インデクスもチャイナもインドも香港も持っています。チンタラ買いを進めていつの間にかそうなってしまいました。一時は表計算でマメに集計していましたがそれもやらなくなりました。面倒。だからあまり熱心な投資家ではありません。早く言えばずぼらでもできることしかやっていません。ファンドの長期運用ではその程度で良いと思っています。
そんな私でも、初期から持っているファンドではこの暴落でも収益率が100%を越えているのが幾つもあって、つまりは投資と言うのはこういうものだと割り切っております。なかでも新興市場ファンドが私の中でも頼みの綱なのですが、これがまったくやられています。しかしじゃあ手放すかと言うとそれはやりません。あるファンドは設定来で今でも十数倍の成長をしています。この暴落でもです。もちろん、ファンドは分配を出しますし再投資してもその都度課税されますからその通りには行きませんが、成長の目安と考えれば良いでしょう。元々新興市場は小さなマーケットなので振れ幅は大きいのです。今は下げるに連れて少しずつ買っていますので落ちるナイフを拾っている形です。しかし短期取引以外ではこれで良いと思っています。
もちろんこれ程の下げは予想しないので平気平気という訳には行きません。私は積極的に悲鳴をあげる投資をしています。達人を気取らない。なので今年に入って悲鳴続きです。しかい長い目で見るとこのパニックを拾えるかどうか、そんなところではないかと思っています。
ところが、そういう覚悟であるのに、下げで買うのは本当に難しいのです。ずっと高いところではホイホイ買えたのに、ずっと低い今が買えない。不思議なものです。
ずっと前に売ってずっと待てている人は達人でしょうが、そんな人はあまり居ないと思います。私はある程度を高いところで売っていました。そういうのは多分まぐれでしか当たらない。私は平気平気と強がることはしないので今は苦しいですが、投資家の皆さん。低迷する時こそ将来の種が蒔かれていると考えて頑張りましょう。私は頑張るのは苦手ですが、こういう時は頑張りたいと思います。
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