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歪んで 正して

ひずんで ゆがんで 
なんと読もう

何かと何かの間に
歪みは生じて

その何かは 正しい であることが多くて

その瞬間の出来事を 歪みを
私は目に焼き付けたい 心に留めておきたい

機械という 正しい動きを任された 存在の
誤作動という 歪み

音楽で 引っかかることのないハーモニーだけをみてはいけない
不協和音もみて ノイズもみて
そんな美しい音楽に惹かれたりする

日常の中で 正しい であろうとする
正して 正して
歪みを忘れがちになっている
少しくらい歪んでみても きっと 大丈夫だろう
また 正そうとするから

正しいは大概 決まったもの
歪みは どこに生じるか分からない 
私はそんな無限である存在に 心惹かれる

不規則で 完璧な

詩☁︎

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