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この方法で、一気に英会話が上達しました


長ーくやってても少しづつしか進歩しなかった私が、あることを始めてから一気に上達した方法をこれから紹介していきます。

これらに気づくまで膨大な時間失っていたのです。
ですから、貴重な人生の時間を無にしたくないという方は是非参考になさってはいかがでしょうか。

❶棚卸しと忘却曲線


有名なエビングハウスの理論をもとに考えられた理想的な復習の仕方がいくつかあります。
まずサイクルですが、次のパターンがおすすめです。
⑴ 覚えた直後
⑵1日後
⑶7日後
⑷14日後
⑸1ヶ月後

自分流にアレンジして構いませんが、必ず規則正しく復習してください。
私はこの法則を無視し、思い立った時にしか復習をしなかったのです。これが無駄に勉強時間を浪費していた最大の原因です。


覚える数の制限

●ひたすらインプットばかりしていたのも大きな失敗の原因です。
経験上、一日5つくらいにとどめると結果的に10個•20個と欲張るよりかえって覚える量が多くなるという不思議な結果になったのです。
(もちろん長時間とれる方はこの限りではありません)

●一度に覚える数を増やすだけではいけない。むしろ制限すべし 。

❷構文パターンと接続詞を徹底的に

《話し始めの言葉》

■It’s that 〜、It’s not that 〜
■when,how,whether ,
■I think〜,I feel〜
■It seems 〜,It looks〜
■I'm always〜
■I'm wondering if〜
■There is〜
■You know what I mean〜
会話の口火を切るための、決まった言い回しをなるべくたくさん仕込むことです。

《つなぎの言葉》

,and then〜
,though〜
,because〜
in stead of〜
nevertheless~
unlike~
beside〜

もちろんこれらはほんの一例です。

助動詞

(might,could,would などの助動詞の過去形を使った文が非常に便利でおススメ。
may,can,willより、こなれた会話感がでるし、丁寧な言い回しになるため和やかな雰囲気になります)

これら、出だしの構文・接続詞(構文)・過去形助動詞をセットにした徹底記憶が極めて有効で、これが私が一気に上達した最大の理由のひとつといえます。

なお、これらは次の❸にあげた暗記用フレーズとして抜き出さないまでも、これらの構文に常日頃、できるだけたくさん触れていることが非常に大切です。

これには、たくさんの例文表示機能があるアプリ版The WISDOME辞典がおすすめ。
大量に目にするだけでも、次第に脳の中で化学反応が起き、知らずの内に組み立ての構造が刷り込まれていくのです。
その結果ある時思いがけなく、とめどなく英語の長文が出てくる瞬間が訪れるというわけです。
以前は、会話中につなぎの表現をとっさに見つけることができず、言いたいことが、細切れになってしまっていました。
ところが接続詞や接続句を徹底的に意識して覚えるようにした結果、文章がどんどんつながるようになったのです。

そして、口に出す際、接続句を使って出来る限り文を繋げよう繋げよう、とする意識を強く持つと、より効果があります。

以上の方法をとるうちに、これまで細切れの文章しか出てこなかったのですが、ある時一気に長い文章で、途切れずしゃべれる瞬間が訪れました。

なぜかというと、接続詞で間を作ると、その間に次に何を言えば良いかを考える時間的余裕ができるからです。

❸必ず文章で覚える

単語、あるいは単独のフレーズだけで暗記したとしても、
実際の会話の場面では、ほとんど役に立ちません。それを使ってどうやって文章を組み立てていこうか、考えるのにすごく時間がかかってしまうからです。

それぞれの言葉は、あくまでもひと続きの文章の中にくみこまれているのだから、どういう構文の中でどの位置がふさわしいのか考えずとも出てこないと、使い物にならないのです。

🔴フレーズ集の作り方

そこで暗記のための基礎となる“オリジナルフレーズ・ノート”
が必須となります。そのフレーズの下には必ず例文を加えます

私のオススメのツールは、辞書アプリの活用とiPhoneのメモアプリ(デフォルトで入っている)活用の二大メソッドです。辞書から例文をコピーし、メモアプリにペーストしていきます。手書きの単語帳ではとても対応しきれません。
このメモに日付けと覚えていくペースを意味する記号を加えます。それをベースに忘却曲線ごとの日数を関連づけるのです。

①辞典(出来るだけ例文がたくさん載っているもの)
②cake(かなり米語の超口語体であるため、上級向け)
③英会話専門サイトのメルマガ(無料で毎日送られるー英会話メディア「英トピ」eitopi.com等)
●これらの中から、これだと思うフレーズをアプリのノートメモに書き込んでいきます。

(このメモアプリ活用法に関してはオリジナルのノウハウを研究・開発したので、詳細は別の機会にご紹介します。復習サイクルをiPhoneのメモアプリに組み込んだ画期的なものです。)

❹アウトプットに重点を

「一人英会話」が最も有効
目の前の状況を英語で実況していくのです。もう一つは、頭の中で考えていることを、同じく英語で話してみるという方法です。
一円もかからないうえに、抜群の効果を保証します。これはオススメというより、必須です。

次にある程度「1人英会話」に手答えができ始めたら、この段階で初めて武者修行に出ることをおすすめします。

他流アウトプットの機会を作る
オンライン、英会話倶楽部(全国に数十教室展開する二時間五百円)・英会話カフェなどがおすすめです。
注意点としては、あまり早期に他流試合を試みると、これまでの積み重ねたものに自信をなくす場合がある。すると、やる気が一気に減退してしまうリスクがある。

<その他の注意点>
辞書には口語表現と、文書表現の違いが明記されている。
両方覚えるのが大変なら、違いを理解した後、口語表現のみを暗記すると、非常に効率が良い。

❺ヒヤリング

* CAKE の活用
* ポッドキャスト活用
* YouTube

(ただし、スピーキングを優先させた方が上達スピードは速い。
ヒヤリングは大変時間がかかるので成果が見えにくい。
即効性のあるスピーキングに集中すると、やる気が持続する。
また、個々のフレーズの意味が理解できていないと、どんなにリスニングをしても、脳に残ることがなく時間の無駄になる)


「語学に王道はない」といいますが、これまで述べた手順や、優先度を間違えると、現実に多大な時間のロスを生じるというのが実感です。










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