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世界は自分が思っている通りになる


「自分は人見知り」と思っている人は、知らない人と会うと緊張します。
これまでの経験から、「人と会うと緊張する」というホメオスタシスのフィードバック関係(=安定した心の思い込み状態)をつくってしまっているのです。そして、その後ろ向きのフィードバックにより、緊張せず、安定を維持できるように、なるべく人と会わないように生活します。

「オレはモテる!」と信じている人は、過去の成功経験から、「狙った相手は必ず落とす」というホメオスタシスのフィードバック関係をつくっています。彼はその前向きのフィードバックによって、うまくいく自分の姿をリアルに想像でき、果敢にアタックできるのです。

つまり、ホメオスタシスのフィードバックが後ろ向きか、前向きかで、あなたの思考と行動が大きく変わってくるのです。
人間の思考と行動には、常にホメオスタシスのフィードバックが働いています。そのフィードバックをよい方向に転換すれば、「自分を変える」ことができるのです。

一人ひとりの脳と心が認識しているもの、それが一人ひとりにとっての世界です。

一人ひとりの脳と心が認識しているこの世界すべてのことを、「内部表現」と呼んでいます。
内部表現には自分自身も含まれます。私たち一人ひとりが別々な内部表現の世界の住人です。

一人ひとりの内部表現が何で成り立っているかというと、他者との関係性で成り立っています。
「自分」という存在は、物理的な実態もなければ、独立して存在することもない、情報の網の目の一点です。
「情報」ということは、パソコン のハードディスクの中身と同じです。いくらでも書き換えることができるのです。

…今この瞬間から簡単に変えられること、変えるべきことがあります。「過去の自分に関係なく、未来の自分を思いのままにつくることができる」ということを理解しておいてください。

過去ベースの考え方をすて、
未来ベースの考え方に切り替える。
自分の未来は最高であると確信して生きている人は、
過去の自分も今の自分も、
最高の自分になります
苫米地英人

ずいぶん長い引用になってしまいましたが、この本の主張するエッセンスとして削るわけにはいかずご容赦ください。

スピリチュアル界隈を長年賑わしている最大のテーマなのですが、これほど科学的に、明快な論を展開した識者を知りません。

とはいうものの、具体的にどのようにすればいいのか。
私は、日々の瞑想におけるアファメーション(心の中で唱える)において、ある言葉を組み込むメソッドを考え大きな成果を上げています。

実は私は毎朝5〜30分ほどの瞑想を続けて10年あまりになります。
独自に開発した瞑想プログラムの中にアファメーションという、言葉で唱えることによる潜在意識の活用という行程があります。

いくつかあるアファーメーションのなかで、前述の内部表現の書き換えの話に繋がるものを紹介します。

『いつかわからないけど、何が起こるかわからないけど、とてつもなく素晴らしいことが起こる』
[出典元不明]

一見たわいもない、あるいは馬鹿げた内容にうつるかもしれないが、次の根拠に基づいている。

瞑想によりクリアーで高感度な状態になった脳に繰り返しこのアファメーションをインプットしていると、これが潜在意識に刷り込まれることになる。

できれば、ただ言葉ヅラだけでなく、過去に経験したいくつかの“至福のひととき”を思い浮かべ、追体験してみる。
(この部分が非常に大切)
そしてその感覚の情念部分のエッセンスだけをいつでも再現可能な状態に純粋培養する。

毎回の瞑想の際にその至福感を蘇えさせる。

以上が一連の流れとなる。

これによって今後の人生を歩むにあたって、見るもの、出会うことを、知らず知らずのうちにポジティブに捉える思考ぐせがついている。
その結果、行動が積極的になり、
人間関係にももちろん好影響を与える。必然的に、本当に素晴らしいことが起きる確率が一気に上昇する。

一時の「引き寄せ」ブームなどを始め、スピリチュアル界隈を怪しげな説が賑わしています。なかなか成果が見られないと諦めてしまっている方、興味があったら試してはいかがですか。


#願望実現 #アファメーション#引き寄せ

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