陽炎

和風幻想詩を詠む謎多き人 宿場町とか城下町とか古い町並みが大好き 古い時代が好きで特に…

陽炎

和風幻想詩を詠む謎多き人 宿場町とか城下町とか古い町並みが大好き 古い時代が好きで特に昭和が好き。 綺麗な物、美しい物にあこがれを持つ

最近の記事

髑髏をどう歌うか

人の死について、少々死体蹴りみたいなのが苦手で どうしても死について書かないと詩が出来てこないというのがあって 迷い迷い優しく入れるようにしてます。 残酷描写も突き抜けていると面白いんですが、 あまりにも冒涜的なホラーは…となってしまう 発想が面白いのは好きです。 あんまり語ることもないのですが、 詩は幻想的で夢みたいなのがいいですね。 そんで和風だったら最高。 以上。

    • 真夜中に呟く夢の貝殻

      途方もなくなく夜に溶けてゆく 波の音が何処からかする山に棲む私 祭り太鼓の音までする山に棲む私 「夏はまだか夏はまだか」 歳を取った私の最後の言葉 不意に切なくなるから恋は嫌なんです 郷愁はポケットから堕ちた寂びたナイフ 旅人は冬の風をコートに隠して そっとアイスキャンデーを其処に突っ込んだ 隣の家の塀に置かれた林檎には 地獄行きと書いてありました 原罪でしょうか お葬式のあった家の前は息を止めて歩く習わし 死んだ人が取り憑くからね 友達同士でそうやって秘密の約束を交わした夏

    髑髏をどう歌うか