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セミナーのオンライン配信の失敗と成功

2020年は「発信に力を入れたい」と言いつつ、久しぶりの更新になってしまいました・・・。
今回は弊社開催セミナーをオンラインで配信して経験した失敗と成功の話をしようと思います。

2月21日、依然収まる気配のないコロナウィルスの状況を鑑み、主催セミナーをオンライン配信することが決まりました。使ったツールは、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、2/20~3/31期間中に新規利用開始するユーザーに対して、初期導入費と初月月額費を無料で提供してくれるコクリポ(https://www.cocripo.co.jp/)。27日にあるセミナー配信まで残された日は2日間。セミナーのオンライン配信経験者0人・・・。

使った機材はPC2台

準備期間が短いことや、セミナーのオンライン配信経験者もいないことから必要最低限の機材で配信しようということで、外付けのカメラやマイク等は使わずPC内臓のカメラとマイクで実施することにしました。コクリポは2台のPCから配信できるので、PCのうち1台は映像・音声・資料配信用、もう1台をチャットや緊急対応用として用意しました。

開始30分前のリハーサルで問題発覚

当日までに何度か実験的に配信テストはしていましたが、視聴者が1人や2人だけだったので、開始30分前により多くの視聴者を集めたリハーサルをしてみました。すると、音声が途切れ途切れ・・・。弊社の設備上、セミナースペースには無線LANしかなく通信環境が不安定なことが発覚。そこで急遽、個人が持っているポケットWi-Fiを使って配信することになりました。

ドキドキの初配信

初配信のセミナーはオンライン配信の決定が遅かったこともあり、オフラインのセミナーを同時開催し、その様子をライブで同時中継するとういう形になりました。ここで出てきたもう1つの問題。会場に向けてマイクで話すと、パソコンのマイクが地声とマイクの音声を同時に拾ってしまい、声が二重になる!40人収容程度の小規模のセミナールーム&オフラインを同時中継が故に発生した問題でした。始まってしまうと、もうどうすることもできずかなーーりお聞き苦しい配信になってしまいました(;_;)

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↑講師が遠く、暗い部分が多いです・・・

安定した通信環境は絶対!!!

初配信の失敗から、オンライン配信する上でこれは絶対に欠かせない条件だと痛感しました。セミナーは音声情報が多くなるので、音声に問題があると視聴者はかなりストレスになります。可能なら有線・混線しない回線の準備をオススメします。
あとは、できるだけ本番に近い環境でリハーサルすることも大切だなと感じました。リハーサルは社内の人間同士なので、つい「大丈夫!」「いけるっしょ!」となってしまいがちです。(今回なら、会場に地声で話すのか?マイクを使った場合、音声の聞こえ方はどう変わるのか?をきちんと実験する必要がありました・・・。)リハーサルのためのリハーサルにならないことは、何事においても重要だと改めて思いました。

リベンジ配信

初配信の反省を踏まえ、3月5日にリベンジ配信!通信環境の良いフロアからの配信に変更し、全てオンライン視聴に切り替えました。その結果、特に大きな問題なく配信することに成功!ほぼ毎週開催されている今後のセミナーもオンライン配信予定です。(直近開催は→https://mieruca.satori.site/breakfield_faber)

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↑断然明るく、見やすい!

セミナーのオンライン配信で注意すべき3つのこと

①機材の確認は十分か
・・・セミナーをオンライン配信するとなると、映像・音声・資料の3つを配信する必要があります。PCだけで問題ないのか?事前に確認しましょう。弊社はリベンジ配信から照明も追加で用意しました!また、前述の通り、通信環境の確認は必須です。通信環境による音質や資料の画質への影響をチェックしておきましょう!
②リマインドの案内は送ったか
・・・オンラインセミナーだとオフラインセミナーに比べ、「気づいたら開始時間を過ぎていた!」ということがよくあります(私も自分が申し込んだセミナーで何度かありました^^;)。前日だけでなく、当日も1時間前などにリマインドメールを送ることで、うっかり開始時間過ぎちゃう問題を防ぎましょう!
③視聴者参加型になるような工夫はあるか
・・・オンラインセミナーでは、講演者が一方的に話して視聴者が一方的に見るというセミナーになりがちだなと感じます。そうすると、ついウトウトしちゃうこともΣ(・∀・;)。チャットやセミナー内アンケート機能でクイズ形式をとるなど、視聴者参加型を意識しましょう!

上手くいったら、オフラインより有効になるかも!?

リベンジ配信では通常のオフラインセミナーより参加率も高く、ネクストアクションへの反応率も好調でした。セミナー最後の質問コーナーではセミナー予定時間いっぱいまで質問をいただきました。直接聞くより気軽に質問できるのかもしれないなぁという気がします。
セミナー中にチャットを盛り上がるようにする工夫(ちなみに、登壇者はチャットにコメントがたくさん来ると、人気YouTuberになった気分らしいですw)や、ただ聞くだけではない”参加型”の配信にするために内容を検討する必要はありますが、オフラインに負けないセミナーを目指していきます!

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