見出し画像

2024年6月30日 Plastic Tree 結成30周年“樹念” Spring Tour2024「Plastic Tree」 at 市川市文化会館 大ホール

※ネタバレを含みます
※セトリ・MCの内容を記憶する能力が著しく劣っているため、有益な情報は一切掲載されていません
※作品の解説・考察とかもしていません
※ライヴにまつわるオタクの日記です

中学生の頃からの夢がひとつ叶った日。

念願の初プラでした。
学生の頃からプラの曲を聴いたり公式サイトの掲示板(確かエーテルノートという名前だった)を覗いていたりしたのですが、いかんせん僻地に住む学生(県外へライヴへ行くことは禁じられている)だったので、ライヴへ行く機会を逃しまくっていました。ラルクとかディルとかかつんとか、時々エイトやLSなんかで年間のオタ予定はほぼ埋まっていますからね、なかなか興味があっても時間とお金が許さないわけです。
ただ、今年は良いのか悪いのかかつんからアルバムのお報せもコンサートのお報せもなく…。ディルは諸事情でライヴへの参戦をお休み中…。ということで、少し時間に余裕ができました。今年はプラ結成30周年ということで、私なんかでもわかる曲をやってくれるんじゃないのか?という浅はかな期待のもと、チケットを、とってみましたよ。
公式からチケ発のお知らせが届いたら脊髄反射で申し込むルーティン化されたチケット購入とは違って、1からチケットの情報を調べてプレイガイドでチケットの無有を確認し、明確な意思のもと購入ボタンを押下する、というのはなんだか儀式めいていてドキドキしました。
近場で参戦できればなぁ…と思って日程を調べていたのですが、チッタはFC限定だったのでツアーファイルの千葉へ行くことにしました。初プラにして、ツアーファイル。恐れ多い…。
しかし一番近場な公演だったとはいえ、インドアの私にとって千葉はそこそこ遠出の部類に入ります。

さて、ライヴへ参戦することが決まったので、予習をすることにしました。

プラのライヴは甘虎をテレビで見たことがあるのと、2020年にシンフォニックコンサートの配信を見たことがあるのみです。公式のYouTubeチャンネルで公開されているライヴ映像も見てみましたが、ライヴ中のファンの様子まではちょっとわからないですね…。甘虎の時はSinkとかぽわぽわ〜とした曲があったり、かと思えばMay Dayとかは結構激しめだった記憶があります。
個人のファンサイトやブログなんかでつぶさにライヴレポしてくれたり、ライヴに行くならこれを覚えていくべき!的なコンテンツを掲載してくれているサイトもない時代ですからね…。情報があるんだかないんだか。
実際にライヴへ行ってみて、あれを事前に調べておけば良かったなーとか思ったことがいくつかあったので、この記事の後半でまとめておきます。

今回はアルバム「Plastic Tree」のツアーですから、アルバムもしっかり聴き込んで予習をしました。プラを聴いていたらなんだか懐かしい気持ちになって昔のアルバムもたくさん聴きました。とはいえiPodが潰れて(常に電源に繋いでいればかろうじて使える)、PCも潰れてiTunesが使えなくなってしまったので、CDから取り込んだ音源がごっそりと聴けない状態です。
プラもサブスク解禁されていますが、一部の楽曲だけなんですよね。CD買い直してもiTunesが使えない状態なので、なんとか今後全曲配信されることを祈るのみ。

2012年のビクター移籍第一弾シングル「静脈」から、2020年の最新アルバム『十色定理』まで、ビクターリリースの全12シングル、5アルバムすべてがサブスクで聴けるようになった。

billboard-japan.com

「Plastic Tree」 は1曲目のシリアスな始まり方が好きです。プラのアルバムは始まりと終わりが明確で、アルバムとしてひとつの世界観が作られているので、きっとライヴも1曲目は「ライムライト」確定な気がします。先日のラルクのライヴも1曲目はピアノの音始まりだったんですよね。奇遇。自分がピアノをやっていたからなのか、ピアノの音大好きです。
「夢落ち」もまさにエンディング!という感じの曲で(謎)、仕事中にアルバムを流していると知らないうちに何周もしていたりするんですが、夢落ちが流れると「あ、もう1時間経ったのか」とわかるのが個人的に良かったです(アルバムは全10曲、54分)。

ライヴを前日に控えて、チケットソールドアウトのポストもありました。思い立ったが吉日でチケットを買っておいて良かったです!

4月のラルクが終わった時点で5月以降のスケジュールが真っ白で、先述の通り、例年であればGWあたりに開催されるはずのかつんコンもなく、まだ上田くんの舞台もエイトのライヴも発表されていなかったので、deadman(5月)とプラ(6月)のどちらかに行こうかなーと迷っていたんです。結局deadmanは過去に行ったことがあるので、まだ行ったことのないプラにしました。「いつか行ってみたい」と思っているうちは一生行かないので具体的にスケジュールを入れてしまうのが良いですね。

せっかく念願のプラに行くわけですから記念にグッズも買いたい!と思っていて、こちらも事前に調べていました。プラのグッズはいつも可愛くて良いですよね(何かと比べているわけではないです、たぶん笑)。最近どこもグッズを買うために整理券を事前に入手しないといけないのですが、プラは整理券いらないみたいですね。ありがたい!開場後、終演後の販売もあるとのことで、こちらもありがたい!大量にグッズを買いたいわけではなくて、記念に何か買いたいな〜という温度感なので早朝から整理券に並んで…とかだったからしんどいな、と思ってました。
しかも千葉公演限定で追加のグッズも出るとのこと!ですが、限定グッズはTシャツとラバーバンドだったので、Tシャツは収納しきれないし、ラバーバンドは個人的に二度と使うことがないグッズ選手権優勝なので、こちらは購入を見送ることに。限定という響きに惹かれて、比較的安いラババンとかうっかり買ってしまいそうになるんですが、マジでラババンは引き出しの中で無限に溜まっていくだけなので…。私は鞄につけたりもしないですし。

チケットとお財布が鞄に入っているのを確認して、いざ会場へ。

海月さんってどんな雰囲気なんだろう?
ライヴ中の空気ってどんな感じだろう?
グッズって並ぶのかなー?

期待と不安で少しドキドキしながら出発です。

天気予報では夜から雨っぽいですが、開場まではなんとかお天気もってほしい…!超方向音痴なうえに初めて行く会場で、普段使わない路線なので不安だったのですが、案の定、乗り換えと本八幡駅の出口でうろうろしてしまいました…。しかし何とか無事に到着。昼食を食べるために駅から徒歩2分のお店へ行きたかったのですが、どこの出口から徒歩2分なのか詳細がわからず。南口なのか北口なのか…と思っていたら、なんか駅ビル(shapo)直結の出口まである。適当に南口から出て地図アプリを開いたのですが、どうも駅ビル直結の出口が正解だったらしく…この出口は改札を出てしまうと戻れないので、駅の周りをぐるっと回る羽目に。徒歩2分のお店なのに結局10分くらいかかって辿り着きました。
でもとっても良いお店だったので行って良かったです。畳にテーブル席の雰囲気も良いですし、お蕎麦も美味しかった!駅周辺には他にもたくさんお店があるのですが、このお店は暖簾をくぐるとそこだけ異空間みたいに雰囲気がガラッと変わって他とは一線を画している気がします。風情のあるお店ですが、クレカ・QRコード決済に対応しているのもポイント高いです。

鴨南蛮そば。私は一年中温かいお蕎麦を食べています。

あまりわいわいがやがやと賑やかに過ごせる雰囲気ではないので、少人数でまったりお食事するのにおすすめです(個室もあるようなので、人数が多い時はそちらが良いかも)。私は一人で食も細いのでお蕎麦だけ頼みましたが、小鉢が付いてくるセットや、しゃぶしゃぶもすごく美味しそうでした。
友だちとお話ししながら時間をつぶすのであれば、会場のすぐ近くにジョナサンとデニーズがあるのでそちらもおすすめです。

グッズ販売は14:00からだったので、お昼を食べて13:30くらいに会場へ向かいます。どのくらいグッズに並ぶのか検討がつかなかったのですが、この日はツアーファイルということもあり、おそらくファンの方はすでに他の会場でグッズを買っているのではないか?という予測のもと15分前に会場へ到着する想定でいました。
会場へ着くと建物の外にグッズ列ができていましたが、パッと見はそこそこ?という感じで、そんなに何時間も並ばないだろうという感じだったのですが、14:00を過ぎてやっと列が動いたと思ったら建物の中にも結構並んでいました。それでも、並んで買って、展示物の写真を撮ってトータル30分くらいでした。
そんなことよりも、まさかの支払いが現金対応のみだったことの方が衝撃でした!(笑)
いや、長机の上を見た時そんな気がしたんですよ。カードリーダー的なものがないなーと。なので一応カードを出す前に「カード使えますか?」って聞いてみたのですが、すいません、現金のみです、と。最近はライヴハウスもホールもアリーナもドームも、どの規模の公演でもクレカ決済できるし、プラなんかはコンスタントにライヴをしているので、当たり前にクレカ対応しているかと思い込んでいました。Xに上がっているグッズ情報しか見てなかったのですが、支払い方法については記載されていませんでしたね…。お昼ご飯食べるお店はクレカ対応しているかちゃんと調べていたのですが、盲点でした。

記念にアクキーを買いました。
1,200円のために万札を崩す無念さよ…(笑)お釣りのことを考えると申し訳なさすらある。

記念のアクキー。
プラ力試験をしていました。おもしろそう。
展示物。

物販でプラの曲を流すのに、館内放送じゃなくてCDラジカセを大音量で流すタイプだったのも新鮮すぎました(笑)。もう何年もこのキャパのライヴへ来ていない気がします。時同じくして開催されていたディルのPSYCHONNECTツアーが同じくらいのキャパでしょうか?今回はツアー行っていないのですが。
となると、文化会館規模のライヴへ最後に行ったのは20年前のPIERROT長野公演あたりになるかもしれないです。なんと。

無事にグッズも購入できたので、お茶をして開場時間を待つことにします。
会場へ向かうためカフェから出たら、目の前を黒い行列が通り過ぎて行きました。おそらく目的地が同じ人たち。住宅地を黒い集団が練り歩く光景は地方公演ならではですね。非日常的で私は好きです。

お店を出て数分経ったあたりで雨がポツポツと降り始め…傘を出すのもだるいし、濡れた傘を鞄にしまうのもだるかったので傘をささずに歩いていたんですが、会場に着いたら雨が止んで良かったです。開演30分前の時点でまだロビー開場しかしておらず、席に着けなかったので外で待っていたんですよね。雨が上がって本当に良かったです。ところで開演30分前にまだ席着けないってどう考えても完全に押すんですが、この時点で押すの確定している公演はさすがに初めてな気がする…!!(笑)席着いてから開演が押すケースは多いですけど。初プラなので、プラっていつもこんな感じなの!?今日たまたま??っていうのがわからないんですが。どうなんでしょう。
とはいえ、ずっと外にいるとまたいつ雨が降ってくるかわからないので、とりあえず屋内に入るべく、入場列に並びます。
プラのライヴで意外だったこと。男性が思っていたより多い!中には彼女に連れられて〜という方もいたんですが、男性同士で来ている方も結構いました。プラのことを上面しか見ていない私の勝手な海月さんのイメージは「たろーさん可愛い勢」だったので(失礼すぎる)すごく意外でした。
あとファンの方の雰囲気としては、やっぱりバンドの雰囲気に似ているというか。極端にギャルっぽい人(ってなんだ)とかはいなくて、落ち着いた感じでした。普段ラルクとかディルとか癖が強いファン層の現場が多いので、怖い人がいたらどうしよう…と思っていたのですが、プラの方がよっぽど平和な気がしました(笑)。服装は黒服8割といった感じ。年齢層は自分と同じくらいの方が多いのかな?という予想でしたが、割と若い方も多いかも。ちゃんと新曲を出して、コンスタントにライヴをしているところは新陳代謝が活発というか、若い方が多い印象です(例えばラルクよりディルの方が年齢層若め)。
そんなことをグッズ列や入場列に並んでいた時に感じました。

開演時間にスマホの電源を切ってしまったのですが、やはりそこから30分は押していたと思います。会場の時計が消灯したのがそのあたりです。

さてさて、ここからは超初心者の感想なので、見当違いだったり時代錯誤していたりするかもしれません。寛容なお心で読んでいただけますと幸いです。

開演時間30分押しくらいで暗転。
ライムライトのイントロがクラシックの曲にアレンジされていました。めちゃくちゃ有名な曲なのに思い出せないし、ネットで検索しても正解が出てこない(笑)。この情報過多の時代に!誰か!正解を…!!
ライムライトの曲自体はドビュッシーの「夢」をオマージュしているっぽいんですよね。でもライヴでのアレンジはまた違う曲だった気がする。もっとわかりやすい曲。ピアノの生演奏で美しい音色でした。

序盤と終盤で紗幕を使った演出が使われていたのですが、これまた偶然sukekiyo(は最早定番だけど)、ラルクと紗幕の演出が続いています。幕が上がってステージの下手に樹がいることに気付きました。アルバムのキービジュアルの樹です。なんていうか、「居る」んですよね。ほぼメンバーのポジション。

そしてこれはライヴの後に調べてわかったんですが、アルバムの収録順のセトリだったんですね。ありそうでない!プラっていつもそうなんですかね?一曲目と最後の曲は固定かなぁとアルバムを聴いた時に思っていたのですが、ライヴで曲順をそのまま再現できるのってすごいですね。今までライヴへ行ったことのある他のバンドではなかったと思います。

アルバム曲の合間に懐かしい曲が織り込まれていました。M03 no rest for the wickedの後に「twice」、「リラの樹」、「絶望の丘」が続きます。私は、もう、絶望の丘のイントロが始まった瞬間、中学生だった頃の自分の感情がぶわーっと蘇ってきて、感極まって卒倒しそうになりました。この曲は中学生の頃から何百回、何千回と聴いてきましたが、ライヴで聴く1回の威力が半端なかったです。やはりライヴへ足を運んで、直に音楽を聴くことって意味のあることなのかもしれませんね。初志貫徹。配信もありがたいですけど。

M07 ゆうえんをはさんで、今度は「ヘイト・レッド、ディップ・イット」
M09 シカバネーゼをはさんで、「梟」
M12 Invisible letterでは、結成30周年の企画?ということで、30年前の自分からお手紙が届くというコーナーがありました。順番に各メンバーが手紙を書いて一巡したそうなのですが、ツアーの公演数が半端だったためキリよく終われず…、最後は正くんがお手紙を書いたそうです。困った時の頼れるリーダー。正くんから、竜太朗さんがお手紙を受け取ります。

お手紙の内容は、30年前にオールナイトのイベントに参加していた時のことでした。最前で寝ている人がいます。と締めくくられていました(笑)。

たろうさんがひらひら〜と手紙をステージ落としたので、曲中に踏まれないか(笑)心配だったのですが、後にステージ上の御神木に貼り付けてありました。写真撮影の時まで気付かなかった!

M13 は春咲センチメンタル。これもとても懐かしい一曲です。4年前にシンフォニックコンサートで聴いたことがあるものの、オリジナルは初です。

M14 痣花を挟んで、今度は「眠れる森」。正直ライヴ前の予習で聴いた曲は全然出てこなかったんですけど(笑)、学生の頃にまだ現役だったiPodに入れて聴いていた曲ばかりでした。なので、予習はできませんでしたが、耳がちゃんと覚えていました。
そしてM16 メルヘン、M17 夢落ちと、アルバムの曲順に沿って進んでいきます。

ここで、そんなことはシラネーゼ的な情報なのですが、この日私は不可抗力で体調不良でした。いわゆるホルモンの奴隷です。遠征や公演数の多い時は薬でずらしてしまうのですが、近場で一公演だけだったのでなんとかなるやろ〜と思って、一応前日から食べるものを気を付けたり、飲めるサプリは飲むとなどして可能な限り手は尽くしたのですが、会場が極寒だったりして、やはり万全な体調とはいきませんでした。
本編は何とか乗り切りましたが、大事をとって、アンコールは座って見ることに。アンコール、絶対懐かしい曲やってくれそうだけど!本編の終盤あたりで、体調が悪くなったらどうしようというプレッシャーで具合が悪くなってしまいました…。寒いのに汗が滲んで、息苦しくなってきたので、深呼吸をして座っていました。二階席はちらほら座っている方もいて、罪悪感なく座れたのがせめてもの救い。

アンコールは、「リプレイ」、「マイム」、「Ghost」。
「twice」のときもそうなんですが、「Ghost」の曲振りでも「もうすぐあれがきますね、怖いですね」ってたろうさんが言うと、会場は「あーはいはい」という空気なんですが、私はド新規なので全く察せずにぽかんとしていました。「twice」は今日は雨ですねーって感じで雨男(らしい)正くんに話を振っていたのですが、わからん、わからんよ。「いつものあれ」的なことが全くわからん。
あと、私の好きなバンドとかアイドルのグループに各1人ずつ雨男と呼ばれる人がいるので、もうね、そんなこと言い出したら常に雨なんよ。非科学的だなぁ(笑)。
「リプレイ」と「マイム」は振り(というほど複雑ではないけど)を覚えるとさらに楽しめそうだなーと思いました。「リプレイ」は♪まわる〜まわる〜ふたりがほら〜のところで手(指先?)をくるくる回したり、「マイム」はMVのたろうさんの動きですね。♪まいむ、まいむ、まいむ〜でパントマイムっぽい動きをします。曲は聴いていたけどMV全然見てなかったな!と気付きました。

Wアンコールは「メランコリック」。
Wアンコールはきっと1曲だよね、そうだよね、相場は1曲だよね。と信じて最後の力を振り絞って立ち上がりました。そしたらそこからメンバー全員の総括が始まりました(笑)。そうですよね!普通のバンドはMCしますよね!!しかもツアーファイルですし話したいことあるよね!!
MCが全くないライヴとか、主にボーカルがしゃべって、日によってギターかベースもしゃべるライヴとか、AIがしゃべるライヴとか、イレギュラーなやつが続いていたのでうっかりしていました。
けんけんさんが話して、次アキラくんのお話しが終わったあたりで、そろ〜っと座りました。これはまだ続くぞ(笑)。あと、Wアンコールの後すぐ帰れるように羽織を脱いで片付けたんですが、思っていた以上に会場がキンキンに冷えていて、これも脱ぐタイミングを完全に間違えた気がします…。
アンコールでお酒が出てくるのはお約束っぽいですね。初めて見るパターンです。要所要所でロックなプラ。清春さんにもそんなバンドいないって言われたそうですね。それはそう。
けんけんさんが素材としてメンコが欲しいと言って何パターンか録音していましたが、どこで使うんでしょうか(笑)。たろうさんもせっかくなので、と勧められてメンコを録音していました(笑)。
アキラくんはもう、眠いそうです(笑)。気持ちはあるんだけど、体が動かない。昔あんなにカップラーメンが好きで「将来のことを考えるとやめるべきか…」と言っていたアキラくんのこの姿を見ると、カップラーメン食べすぎ良くない…って思いました(多分カップラーメンのせいではない)。私ももう首を痛めてヘドバンができないので、結構フィジカル的に限界です。みなさまどうかご自愛くださいませ。

ゴリゴリにロックな激しい曲もやるけど、MCなんかはやっぱりプラっぽい雰囲気というか。ゆるい感じで、30年パブリックイメージを保ったままやっているバンドってすごいですよね。あと30年やってて、このほわんとした空気感を出せるのもすごいです。やっぱり他は…多少、ギスギスしてきますからね…。メンバー同士の年齢が近かったりすると、それがより顕著な気がします。個人的な勝手な解釈ですけど、歳の離れたメンバーが一人いたりすると緩和剤になる気がするんですよね。歳上でも歳下でも良いんですけど。けんけんさんの愛されキャラは大事ですね。常に近くから見ていたわけではないので、ファンから見るとまた違う気持ちがあるかもしれませんが。

ではそろそろ楽器を持ちますかね〜ってあたりでまた立ち上がりました。MCの間に体が完全に冷え切って震えていたのですが(笑)、メランコリックもなんかお馴染みの曲振りがあるんですね!?どうもこれは今回のツアー中に出来た流れのよう。一応今日ツアー初参加の人用にレクチャーしてくれたのですが、どういう話の流れでそうなったのかが完全にわからない謎の曲振り。
内輪ノリとか暗黙知的なものとかが結構あって、たまに新規が置いてきぼりになります(笑)。でもそれだけメンバーと海月さんの中での30周年のお祝いの場なんだな、と思ったら私みたいなもんが貴重なお席をいただいてしまって恐縮です…!という気持ち。
現場に通っていないとわからないこともたくさんあって、これはライヴ前に動画を見たところで身につくものでもないので、やっぱり現場に通ってこそ、という気がします。新しい現場っていうのが多分ここ10年くらいはなかったので、この感覚は久しぶりでした。今当たり前に参戦しているライヴも、やっぱり最初は探り探りだったんだろうし、通っていく中で培われたものが多いんだろうな。PIERROTとかどうやって何曲も振りを覚えられたんだろう(笑)。

千葉遠いなぁと思いながら会場まで来たわけですが、MCで地元の人以外はみんな遠いよねって言っていて、あ、やっぱりそうだよね。私がインドアだから遠く感じていたわけじゃないよね、って納得。
たろうさんが指ハートしてた時かな?二階席が「可愛いいぃぃぃぃぃ!!!!」ってなっていて(実際に心の声が出ていた笑)、やっぱりこれも私の思い込みとかじゃなくて“たろうさん可愛い勢”は間違いなく一定数いますね。夢落ちの演出で降ってきた銀紙(紙吹雪の銀テ版みたいなの)を拾い集めてアキラくんの上から振りかけたりもしていました。きっとここも可愛いポイントですね。

最後にステージ下手に鎮座していた御神木と記念撮影。「これは古のやつ…」とたろうさんが言ってましたが、昔のアー写のことですね。「誰か、誰か写真を…」と袖にいるスタッフさんをキョロキョロ探していたんですが、ステージ前にいたプロの方がちゃんとしたカメラで撮ってくれました。この写真、どこかで見られるんでしょうか。メンコの素材もそうなんですが、FC限定コンテンツっぽいなぁ。気になるけど。

ネットで拾った画像。プラの今と昔。
“いにしえの…”というのは多分これ(右)のことかな?

私はこの千葉公演が初めてのプラだったので、定番曲が何なのかわからなかったんですよね。あとツアーファイナルだからレア曲はあったのかな?とか(私には全曲レア曲なので笑)。なのでライヴの後に他の会場のセトリも調べたんですが、大阪のセトリを見てひっくり返りました。
絶望の丘→Sink→トレモロの流れエモすぎる!!!!
あー…というか、Sink演った会場結構あったんですね。Sink出の永遠の新規なのでSink聴きたかったあああ!!大阪はクリームも演っているし…。
せっかく千葉の余韻に浸っていたのですが、夢から覚めた。大阪だけなんかセトリ違いますね。
いやしかし、春咲センチメンタルが聴けたことを喜ぶべきか。
あとは会場によってリラの樹や蒼い鳥があったりなかったり、という感じですが(蒼い鳥もめちゃくちゃ思い出深い曲です)、全体的に大阪が良すぎる!!

こうなってくると、秋の「続・Plastic Tree」が気になりますね…。まだまだ初心者なのでホールで様子見したい気もしますが、次はZepp。「ツメタイヒカリ」とかもめちゃくちゃ聴きたいんですが、Autumn Tourだとちょっと時期が早すぎますかね。10月かあ。
モノクロームシアターや年末公演も決まりましたし、ちょっと引き続きアンテナを張ってプラの動向を追うようにします!プラの曲やっぱり好きだなーと実感したので、またライヴへ行きたいです。

今回久しぶりの新しい現場を経験して、事前にこれを調べておけば良かった!と思ったことを備忘録として記しておきます。

1. 直近2〜3年の公演で定番の曲を調べておく
2. 定番曲の振りやC&Rがあれば覚えておく


めちゃくちゃ当たり前のことしか書いていません。はい。結局これに尽きる。

1. 直近2〜3年の公演で定番の曲を調べておく
ネタバレになってしまうので、公演中のセトリを調べるのは危険ですが、直近2〜3年くらいのセトリを見直すとなんとなく定番の曲とかもわかりそうですね。
定期的に音楽雑誌を購読していたときは、意識しなくてもなんとなくライヴレポを読んでいたし、なんとなくセトリも目にしていたので、自然と定番曲を認識できていたのですが、今は自分から調べにいかないと情報が入ってこないので、サクッと調べておくと良いかもしれないです。プラは最近普通の(普通とは?)ツアーじゃなくてPeep Plastic Partitionシリーズとか、周年とかが多いので、なかなかどれが定番曲なのか読み解くのが難しいのですが、私がサクッとセトリをさかのぼった感じだと、「メランコリック」は必修、あとは今回のライヴでもセトリに入っていた「マイム」「Ghost」あたりを予習しておくと良さそうでした(あくまで素人の所感です)。余力があれば、「絶望の丘」も。とはいえアラフォーくらいの人なら「絶望の丘」は普通に知っていそう。それくらい有名な曲ですよね。

2. 定番曲の振りやC&Rがあれば覚えておく
日記にも書きましたが以下は覚えておくとより楽しめそう。せっかく学んできたので自分用にメモ。

メランコリック:
基本拳突き上げ曲
♪ささげてのばした手は、みらーいまで、とどーくかな で手を伸ばす
サビ1回目♪ふりだしたのは〜あめ〜 で折りたたみ
サビ2回目♪ふりだしたのは〜 \あめー!/でC&R
♪ひかりにのばした手は、みらーいまで、とどーくはず で手を伸ばす
♪ふりだしたのは〜あめ〜
♪あらいながして〜あめ〜 で折りたたみ
最後♪あらいながして〜 \あめー!/でC&R
これ以外にもファンが歌う箇所あるので、歌詞をちゃんと覚えておくと良い。

リプレイ:
♪まわる、まわる、ふたりがほら〜 のところで手(指先?)をくるくる回す動き

マイム:
手を上げてジャンプジャンプ!
♪まいむ、まいむ、まいむ〜
でパントマイムっぽい動き。これはMVのたろうさんを見ればわかる!
♪空白が静かに騒ぐ から
♪観客はいなくなる まで手拍子

Ghost:
折りたたみ曲!

絶望の丘:
♪手をのばしーてるこーとが、そうすべて のところで手を伸ばす

他にもきっとたくさんあるけど、それは場数を踏んで覚えていければと思います。ライヴってそういうものですよね。あとバンドによっては長年やっている中で突然ノリが変わることもあるので(笑)現場で学びましょう。
超基本的なことばっかりなんですけど、アルバムの曲覚えないと〜ということに気を取られて既存曲のことはうっかりしていました。あと、周年ライヴなのでレア曲がくる可能性もあってテスト範囲が広すぎました(笑)30年分って…(笑)

ライヴ定番曲とは別ですが、おば(私)が中学生の頃はプラといえば「空白の日」の歌詞が有名?というか印象的でした。

会場を出ると外は雨。
30分押しで開演したので、会場を出たのは21時頃でした。ここから自宅へ帰るわけです。気が遠くなりますね…。飯田橋あたりで力尽きるんじゃないかと思いましたが、無事に帰宅できました。布団に入った時には日付け変わってましたが。

お疲れ様でした!

思い出。

セットリストがないのはやっぱり不親切すぎるし、自分で見返した時も、セトリ何やったん!?ってなるので今回から載せます。過去の投稿にも随時セトリ掲載予定です。

Plastic Tree 2024.06.30 千葉・市川市文化会館 大ホール
Plastic Tree 結成30周年“樹念” Spring Tour2024「Plastic Tree」
SET LIST(セットリスト)

01.ライムライト
02.ざわめき
03.no rest for the wicked
04.twice
05.リラの樹
06.絶望の丘
07.ゆうえん
08.ヘイト・レッド、ディップ・イット
09.シカバネーゼ
10.梟
11.宵闇
12.Invisible letter
13.春咲センチメンタル
14.痣花
15.眠れる森
16.メルヘン
17.夢落ち

EN1
01.リプレイ
02.マイム
03.Ghost

EN2
01.メランコリック

http://livesetlist529.blog133.fc2.com

解説:

甘虎とは
正式名称「スイートトランス」。「スイトラ」と呼ぶことも。
音楽事務所SWEET-HEARTに所属するミュージシャンが参加したイベント。1996年から2002年の7年間にわたって開催された。私がテレビで見たのは1999年9月25日に日本武道館で行われた公演の映像。1999年の出演アーティストは、Eins:Vier、SHAZNA、Pierrot、Plastic Tree、La'cryma Christi。

2020年のシンフォニックコンサートの配信とは
2020年11月17日にLINE CUBE SHIBUYAで行われた「Plastic Tree Symphonic Concert 【Act II】w/東京ニューシティ管弦楽団」のこと。有観客と配信で開催された。

20年前のPIERROT長野公演とは
2004年12月17日に参戦したライヴ「PIERROT TOUR 2004 THE EVENING OF UNDERMINING」の長野公演の会場が長野県県民文化会館 大ホールだった(現:ホクト文化ホール)。大ホールは1,971席。市川市文化会館 大ホール(1,758席)と同じくらいのキャパ。
ちなみに今年DIR EN GREYが行った「TOUR24 PSYCHONNECT」長野公演は中ホールだったので、キャパは984席。

メンコとは
メンバーコールのこと。この言葉アイドル界隈でも使うのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?