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ぽんこつ


今までは、周りから天然と言われ続けて『そうかなぁ・・・ドジな所はあるけど、普通だよ』と思っていました。
ところが最近、
天然よりもひどいぽんこつになってしまったみたいです。


ぽんこつ その1 「玄関の鍵」

朝、出かける前には、エアコンと電気、窓の鍵、そして玄関の鍵の確認を何度もしてから出かけます。特に玄関の鍵は、かけ忘れたかもしれないという不安にかられ、途中で引き返すこともあります。
それなのに、帰宅後は何故か、玄関の鍵をよくかけ忘れるのです。
あとから帰宅した息子から
「また鍵が開いてたよ!治安が悪い場所だったらどうすんの!」
「ごめんなさい」
と、いつもこんな感じで注意されます。
でも、娘は、「仕方ないよ。主婦は、あれしてこれして、あれもしなきゃ、これもしなきゃ。なんて考えながら玄関のドアを開けるんだからさ」と言ってくれます。

そうなんだけど、やはり鍵はかけないと物騒よね。




ぽんこつ その2 「ガスの止め忘れ」

それは、いつもフライパンの時だけなんです。
出来上がった料理をお皿に移してテーブルに運び、食べ始めて数分後、
ピピピ、ピピピ・・・警報のアラームが鳴ります。
料理をお皿に移してから、フライパンの火を消すのが私の癖なのです。

「まず火を止める癖をつけないとね!警報のアラーム音は小さいから、気付かないってことも十分にあり得るんだから」
と、娘。

ごもっともです。命の危険にかかわることですものね。




ぽんこつ その3 「火傷」

料理を作ると、火傷の一つや二つはしますよね。
揚げ物や、フライパンに野菜などを投げ入れた時の、油跳ねとか!
私の場合は更に、熱々の鍋やフライパンに指や腕などが触れてジュ!!なんてことが茶飯事なのです。
「またやったの?」
「うん」
火傷の痕は中々消えません。




ぽんこつ その4 「詰め替え」

シャンプーとコンディショナーの入れ間違い。
までは、まあまあ許容範囲かも知れませんが、先日は有り得ない間違いをしてしまいました。
『キッチンキレイキレイ』が少量になったので追加する事にした私は、詰め替え用を手に取り、封を切っていざ注入~。
「あれ?なんか注ぎ口の形が違くない?パッケージも・・・オーマイガー‼これはトイレの・・・」
この時、入れ替えようとしていたのがトイレ拭き取りクリーナーの『まめピカ』だったのです。
すぐに気が付いたので、少しの被害で済みました。
後日、娘に話すと「それは、やばいよ」と言っていました。




ぽんこつ その5 「乾燥機」

洗濯を終えて、外に干すものと乾燥機にかけるものを分け、乾燥機のスイッチをON!
洗濯物を干して、掃除も終わって、ふと見ると、乾燥機が止まっていました。
「もう終ったなんて、やけに早いじゃない」(^^♪
ルンルン気分でフタを開けて洗濯物を見ると、まだ絞ったままの状態で乾いていませんでした。
「なんで?壊れた?いやいや、この前修理したばかりだし・・・。あーっ‼ またやってしまった!『乾燥』でなく『洗濯』のスイッチを押したんだ」

二度も洗濯し、水と電気代と、時間の無駄遣いをしてしまいました。




ぽんこつ その6 「無くし物」

アクセサリーなどを何度か無くしたことがあったのですが、先日、初めて自転車の鍵を無くしてしまいました。
そもそも、チャックのないバッグの外ポケットに入れたのが間違いでした。
駐輪場に着いて、はじめて気が付き、バッグの中身を全部出しても見つかりませんでした。電車の中で居眠りしている間に落としたのでしょう。
「今日はついてないなぁ。昼間はシャツに紅茶をこぼしてシミになるところだったし・・・」
ほんとは、朝から嫌な予感がしていたのです。
仕方なく、自転車は駐輪場に置いたまま、まだまだ暑さの残る街をテクテクと歩いて帰りました。そして、家に着くと、早速に予備の鍵を探し出しました。これで良し!と思ったのですが、この日は、まだおまけの災難がありました。それは、夕飯時のことです。残り物のカレーを温めてテーブルに置いた瞬間、カレーに添えていたスプーンに私の手が引っかかってしまったのです。スプーンは、カレーを床やカーテンにまき散らしながら飛んでいきました。あとは言うまでもありません・・・。
翌日は、当然のことながら歩いて駅へ向かいましたが、朝から猛暑で汗だくになり、電車に乗っても汗はひかず、会社に着いた頃にはへとへとでした。




いつもこういう日ばかりではありませんが、ぽんこつになっても生き生きとした毎日をおくりたいと思っています。


ねぇ、ねぇ、
年を取るとね、みんなぽんこつになるんだよ~。




しーちゃんが描いたあーちゃんの似顔絵












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