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世の中をバカにしていませんか?

どうやら私は

世の中をバカにしているらしい。

だから人徳がないんだ。

と思うことはありませんか?


私は今、それに悩んでいます。

そもそもどうしてそう思うのか?


感謝する気持ちが薄いから。


「人には感謝しなさい。

自分一人では生きられないのだから」


こうした言葉は

ちょくちょく聞きますね。

どうして私は

そう思えないんだろうと長く

気になっていました。


ある人たちに


「感謝する気持ちが薄いということすら

思わない人がいるんだから。

そう思うだけでいいんだと思うよ」


「昔の自分と比べて、そのときはもっと

つらい立場にいたから

人の助けに強く感謝したけど

今はそれほど

辛い境遇じゃないんじゃない?」


「私も感謝する気持ちが薄いですよ。

それは感謝されることの多い立場に

いるからそうなんじゃないですか?」


ということを言われた。

そんなもんかなあと思っていたが

それでも腑に落ちない。


感謝する気持ちが薄いどころか

世の中の全ての人やことを

私はバカにしているのではないか?

とも思う。

軽蔑とか差別とか

はっきりしたレベル

ではないかもしれないが

そうした思いが根底にあり

雰囲気やオーラに

現れているのではないか?

と思うわけです。


これには理由があるはず。

そこで思うのは

教育環境かなと。

虐待の連鎖という言葉がありますが

薄情の侮蔑の連鎖という奴です。


うちの両親は

直接人をバカにする発言は

なかったものの間接的には

かなり人をバカにしていたと。


「あんな子と一緒に遊んではダメ」

「一位じゃなくて二番手付近にいればいい」

「中庸の徳が大事だ」

「人に騙されてはいけない」

「正直者が馬鹿を見る」

「公務員になるのが一番安泰だ」


そして私は

これらの言葉に違和感を感じて

ことごとく反対のことをしてきた。

ところが、どんなに反対のことを

してみても2つのことが確実に

私の心を蝕んでいるのである。


1.どんなに違和感を持っていても

親を悪く思いたくない。


2.どんなに反抗しても

親の出した言葉やオーラに洗脳されて

体の髄まで違和感を持つ言葉が

逆に染みついてしまっている。


ここで私がしなければいけないのは

親断ちなのではないか?

両親は亡くなったが

その亡霊は未だ健在なのである。


だから、私は感謝の心が薄いし

世の中をバカにしているのではないか?


どうやって親の呪縛から自分を

解くかが人生の最大の目的

なのかもしれないと思いませんか?

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