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マンション再建見積参加について

下記新聞はマンション建て替えの競争入札について以前掲載した分です。現在、見積り参加は複数業者様頂いている模様です。弊社として注意する点の説明を本日午前中にゆめタウンサンピアンの弊社本社打ち合わせ室にてマンション建替え事業団の理事長に説明しました。

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明日、理事会を開催するので、まず焦って通常の判断を失わないこと。先を読む為にも注意事項を第一に話し、基本的な要点の確認などを行いました。

落札価格が一番安い業者が一番ですが、建設業界の裏事情などもきちんと話しており、こういうことが考えられるという点を何点も弊社から説明させて頂きました。

安いだけで選定すると落札業者が後から仕様が違うなどと言ってきて、終わってみれば、考えていた価格よりずっと高くなってしまった。という事態も考えられるということ。そして、安いだけに特化すると途中工事が建設会社の破綻などにより中止になり、事業主が事業頓挫などしない事。一番最悪の事態は途中頓挫だと工作物だけ残り、土地を売るに売れない。途中頓挫までの工事中の工作物を壊す資金すらなくなる。これが最悪の事態なので、元請けの財務内容をよく見る事。また、財務内容が良いと例えば15年後大規模修繕の時やアフターメンテナンスについてもその施工会社が残っている可能性が高いので、そういう付加価値の点も見るようにと説明しました。

あと、ゼネコンと銀行とのつながりや今まで施工した先の近隣住民の工事中の評判なども総合的に色々な事項を勘案してください。とも伝えています。

こういう点は通常の判断を失わなければ当然のことなので、再確認をしています。

理事長は明日、理事会を開催されるかと思います。いよいよ大詰めです。


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