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私が思う新規事業の取組方法

新規事業とは会社が未来の社運を担うものです。新規事業は何から手を付けていいかわからない。前例がない事に私は面白みがあります。レッドオーシャンとブルーオーシャンは私の中では表裏一体で、結構単純な糸口でブルーオーシャンに変わったりするのです。

たとえば、こんなことを言われたことがあります。

「前例がない事業をすれば、実績のある会社には勝てないし、その実績のある会社がすべき事業で企業の規模の身の丈に合わせないといけない。今ある既存の事業を着実にステップアップすべきである。」

果たして、これは正解であるかというとVCなどの證券会社などが外から見た印象で言わせてもらえば、ちょっと認識が違う。間違いだと思います。※但し、多数派いわゆる非凡な才能がない人で日本の銀行タイプの経営者なら正解だと思います。むしろこの考えでなければならないわけです。実力以上の事をするとその人には荷が重いからです。私の考えるこの実力は資金力ではなく、経験値を指します。そういう考え方を持っていると確かに着実に企業として成長は続けると思いますが、20年経っても30年経っても多分、同じ事を繰り返しし続けているだろうと私は思うからです。

外資の投資銀行などからは大きな成長は見込めないということで見られると思いますし、私自身もそう思います。失敗しても自分の経験から大きなことに挑戦し続けることが大事で、その思想に魅了された人が集まり、成功に向けて歩むもので、それが当たった時にその会社は元々パイオニアとして強みがある市場で勝負しているわけで、ブルーオーシャンとなります。すなわち既存の市場にイノベーションを起こした事になり、成長が止まらなくなります。そういう挑戦を続けた会社は挑戦を何度もしてきた経験からより良いモノが作れるので、エンドユーザーいわゆるカスタマーの意見を反映した商品をこれからも続々と作れるはずであると思うからです。

会社経営でもスポーツでも頭脳でそういう常識を覆すところに楽しみがあるわけで私は金持ちの子供に産まれなくてよかった。とすら思います。これは、短期的視点の経営者か長期的視点の経営者かというところで、これの答えは分かれるかと思います。私は長期的に物事を捉えますし、ある意味で夢が大き過ぎて非常識な人と言われます。なぜ夢が大き過ぎる事を描けるかというと私自身「未来への投資」がいかに重要かということがわかっているからなのです。大手しかできないノウハウを身の丈に合わない状態で習得しようとすると非常に勉強になります。正直それは失敗になったとしても、「未来への投資」という観点では会社として必ずしなければならない事項なのです。私の場合はその状態であるから逆に大きな夢を描き、既存の市場を覆せるものであれば、必ず勝負に向かいます。そして、失敗しても私から言えば、その経験はお金を払ってでもしないといけないので、いつか成功になるという見方をします。ポジティブ過ぎますね(笑)

夢ハウジングレインボー

個の力と組織の力は一般的には組織と言われますが、個が圧倒的に強いと組織に勝てると私は思います。なぜかというと個が圧倒的だとそれに魅了された人がつらなり、いずれ組織となり、その組織は自らが作ったわけでないから、簡単には崩れない。だって、自分は一人の個の力でいいと言ってるのに、手伝ってくれるわけですからね。

そんな状態まで持ってこれるようにするには、広い視野を持てるように毎日、勉強すべきです。実力があれば企業の身の丈は実はあまり関係ないもので、どんどん提案していくと自分が思いもしなかった大企業と取引を開始したりするものです。私が釣り具を作っていた頃は全国の釣具店に商品がならんだことに後から自分自身で、びっくりしたものです。

リスクとリターンの割合は少しでも有利な働きをする方を選びます。ハイリスクはノーリターン。私は従業員にもそういう風に言います。ハイリスクはハイリターンでしょと反論がありますが、私の説明はハイリスクなんだからノーリターンになる可能性が高い事をこのように言い換えていると説明をしています。ではあなたは経営者として何を目指すのか?と言われたら、私は胸を張って言います。

「ローリスクミドルリターンです。」

この答えを出す人が私から見れば、本物の経営者だと思いますし、たくさんの経験をしてきた人だと思います。

会社経営者で間違っていけないのは資金の内部留保の取り扱いです。この内部留保をなるべく残さない方が会社経営者としては優れています。資金需要がそれだけあることになりますからね。これの取り扱いの考え方でも経営者として非凡な才能があるかどうかは見て取れるかなと私は思います。いわゆる保守的な日本人タイプの経営者か攻撃的なタイプの経営者かという事です。私は繊細ですが、後者のタイプだと自分で思っています。

私が思う新規事業の取組方法はこんな感じです。どうしても私が変わり者と周りからよく言われますが、日本人には少数派な思考を持っているだけで根拠があるので、変わり者ではないのです。ちなみに動物占いはペガサスなので、変わり者と書いてはありましたが、根拠があります。という事が今回は言いたいわけです(笑)

jinnnai似顔絵

代表取締役 フルネーム印



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