「仕事に疲れた。もう無理だ。」の人へ。

♬毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ♪

というフレーズをご存じだろうか。
そう、「およげ!たいやきくん」である。(もし聞いたことがなければ是非一度聞いてみてほしい)

このフレーズは知っていても、たいやきくんの結末は知らない、という方も多いかもしれない。(その場合も是非改めて聞いてみてほしい)

これは1976年の歌だが、今この社会でこそ含蓄がある。

やっぱり僕はたい焼きさ 少し焦げあるたい焼きさ 
おじさん唾をのみ込んで 僕を旨そうに食べたのさ

「たい焼き」という言葉を自分に置き換えてみよう。果たしてあなたはどう感じるだろうか。

「社会の歯車」という言葉が思い浮かびはしないだろうか。そしてまるで自分が社会に食い殺されるような気分になるのではなかろうか。

そうしてどんどん歯車が擦り切れていき、結果、心も体も壊してしまう。
そうまでして果たさないといけない仕事とは一体なんなんだろう。

現代社会で生きるとは、この疑問と向き合い続け、そして何とかその疑問を押し込めなければならない。

つらい


本当に耐えられなくなったとき、無理が無理としてあなたに押しかかってくるとき、どうかこんな社会の中でも差し伸べられる助けの手があることを知ってほしい。

私たちユメグミの仕事は、利用者さんたちの無理のないペースを保ちながら、より高みへと昇っていける技術・気力・体力を養ってもらうことにこそある。

そこで生まれる人との交流のあたたかさを抱きしめ、日々笑いあいながら仕事をしあえる環境を作り上げること。決して「お仕事/作業をしてもらう・提供する」ということではなく、大空にはばたく鳥が羽を休めるような場所として機能していくことだ。

ユメグミは、就労継続支援B型と呼ばれる福祉サービスの一つである。どうか辛いとき、それがどんな理由であれ構わない。あなたに差し伸べられた温かい手があることを忘れないで。そしてその手を掴んでほしい。

#仕事について話そう

2022.05.02 月
ユメグミ

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