パエリャを薪で炊くために五徳を作った話
パエリャの話を書いてみたかったんですが、全部師匠の受け売りになってしまい、どうもうまく書けないので今回は道具の話です。
パエリャの大会はオーセンティックなやり方を採用していて、バルバッコアという焼き台の上に砂を敷いて薪を燃やして作ります。
普段作る時はこのように専用のガスリングがあるので、これに直接パエリャパンを乗せます。
薪の場合はそれなりに高さが必要になるのですが、囲炉裏に使うような物では強度や大きさが合うものがありません。
そこで、先日イベントでパエリャを炊きに行った時にお世話になった鉄工所で鍛鉄をされている職人さんに相談して五徳を作らせていただくことになりました。
事前の構想ではこんなものを考えていました。
しかし、持ち運びも容易ではないので、折り畳み式にできないかといろいろ考えていましたが、職人さんから脚をネジ式にしてボルトを溶接するアイデアをいただき、それなら建材を使えばどうにかなりそうだということで採用となりました。
まずは丸棒をカットしてもらって、手伝っていただきながら溶接します。
ボルトを溶接し、建材を使った脚を取り付けてみるとグラつきも殆どなく、頑丈な出来上がり。
後は耐熱性の塗料でコーティングしたら、なかなか良い出来上がりになりました。そして、なかなか格好良い♪
こちらでは以前もパエリャ用のパレタ(スキンマー)を作らせていただいたりしました。
やっぱり道具にもこだわらないといけないですし、格好良くないとですね♪
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