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はじめに(改訂版) 絵画法総論

<はじめに> 絵画法総論

絵を描く事(絵画、Drawing) は、線と影によってあらわすことのできる芸術です。私たちが見ることのできる「もの」の形または、自分の心の中で思い浮かべるどんな「もの」も、線と影で表現することができます。
 絵を描く事は、もっとも優れた有用な、そして、優雅な芸術です。絵画法の学習は、たとえ、人生の中でどんな状況に置かれていても、すべての若者を奮い立たせるべきものです。その絵画法は、学んでいく中で、自分の感情や自分自身の中の天才を発見することができます。
絵を描くプラクティス(練習)の有用性は、たいへん幅広いものです。そのプラクティスをおこなわない芸術や専門性は、ほとんどあり得ません。すべてのデザインとモデルは、それによって表現されます。
 数学者、技術者、建築家、船員、庭師、刺繡職人、職工、それから多くの他の専門職は、ほとんどの場合、その技術を練習する経験を持つものです。軍隊に命令する総司令官から手仕事によって機械を支えている機械工まで、ほとんどの持ち場でそれは、有効です。


 OF DRAWING IN GENERAL

 Drawing is the art of representing by lines and shades,
the figure of any object we see, or of any form we conceive an idea of in the mind.
 It is a most ingenius, useful and elegant art; and the study of it ought to be encouraged in every youth, that discovers an inclination or genius towards the practice thereseof , whatever slation of life he may be placed in.
Its utility is so very extersive, there are few arts, and few professions in which it is not serviceable. All deesigns and models are executed by it.
Mathematicions, engineers, architects, mariners, gardiners, embroiderers, weavers, and a multitude of othe professions, have frequent occasion to practice it.
In most stations it is useful, from the general who commands an army,to the mechanic who supports himself by handicraft.

※自分がアップする前に、みなさまの投稿を見てしまうと、感心することばかり。いつも勉強になります。ライレッセの絵を描くレッスン(プラクティス)が、多くの方の光になると信じて、翻訳もアップしていきます。今さらのように辞書も買い込みました。(笑!)

300年も前の本なので、表現は、そのままにしてあります。fが、実はところどころ、sであることに気づいた時は、目から鱗(うろこ)でした。それで、ずいぶん、スムーズになりました。英語文をアップする時には、そこのところは、修正してあります。それから、やたらとofを使ってあります。オランダ語の影響かもしれません。

いずれにしても、ライレッセの「誰でも絵を描けるようにコーチングしていきたい。」という心意気に感心するばかりです。

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