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テニス人口を増やし、定着させるには?


錦織選手の活躍で、テニスに興味を持った人はかなり多いですよね。

うれしい限りです。世界でトップクラスの活躍をする日本人選手が現れるなんて夢にも思いませんでした。

テニスに興味を持って始める人が増えるのはとても嬉しいです。

一方で、そのような人のうちどれくらいの方がテニスを趣味として続けているのだろうと気になります。

ここで、取り上げるのは、初心者の方が定着してテニスに親しむ方法を述べます。

テニスに興味を持って始めた人が一時的ではなく、定着して2年、3年、5年・・と続けていける方法とは何か。

やっぱり、せっかくテニスに興味を持ってくださった方には、長いことテニスを楽しんでほしい!

いつか、しっかりとまとめて記事に投稿したいですが、

その前段階として、タイトルについて、つらつら書いていきます。

まだまだ、自分の中でまとまっていないので・・

テニス選手の活躍とテニス人口の増加と定着の関連性


錦織選手みたいに、世界で活躍する日本人が現れるだなんて思いもしませんでした。

もちろん、テニス人口の増加に大きな貢献をもたらしています。

しかし、定着させるためには、自分達の身の回りのテニス環境を見直すことが大切だと考えています。

錦織選手に憧れ、テニスを始める老若男女。嬉しい限りです。(何回書いているのか・・笑)

他にも、たくさんの日本人選手が活躍していますよね。

テニスをはじめるきっかけとしては、最高ですね。

しかし、プロ選手は身近ではありません。大半の方は、直接話す機会もないでしょうし、当然一緒に練習する機会もありません。 

(最近、YouTube活動するプロ選手が増えて、以前より身近なのは確かです!)

となれば、続けていくには、日常のテニスが楽しいものである必要があります。

一時的な人口増加で終わらせないために、

テニスに興味を持ってくれた人を定着させるためには、

興味を持つきっかけとは別に、初心者が続けていきやすい環境が構築されている必要があります。


初心者にとってテニスを続けやすい環境とは?


ずばり、続けていくうえでの、心理的ハードルを充分に下げることだと考えています。

心理的ハードルが低い状態とは、

これなら続けていける。続けていきたい。と自然に思える状態

「続ける」よりは「続く」という状態です。

初心者のうちは、当然分からないことだらけで、技術レベルは低い状態です。慣れないこともたくさんあります。これを周囲が善とするか悪とするかでかなり心理的ハードルに影響します。

以下、環境作りにおいて大切だと思う要素です。


①テニススクールのクラス分けの基準を明確にする。


初級、初中級、中級、中上級、上級(スクールによって分け方は異なります。)と
技術的に分けているところが多いと思います。

もう1つ分ける基準でほしいのは、競技思考か娯楽思考かですね。

技術的には、似たようなレベルでも、試合に出て勝ちたい人と、単にテニスを楽しみたい人。

大きく分ければ2通りに分かれます。

同じ思考の方が集まったほうが、仲間も出来やすいのでは?と感じます。

どちらが、優れているかなどといった問題ではありません。

同じ志を持つことは、モチベーションに繋がり楽しみやすい環境となるでしょう。

特に初心者の方同士、お互いテニス楽しもう!ってなれば最高です。 

②草トーナメントのレベル別大会には、明確な制限を定める。


分かりやすいのが、優勝すれば、2度とそのレベルの大会には出られないようにするというものです。

よく、自分の属しているレベルでは勝てないため、レベルを落として出場するといった方を多く目にしたことはないでしょうか?

そうなると、初級者大会に、それなりにテニス経験のある方が集まり、本来の初級者が勝利を経験できない事実があります。

1つ気をつけたいのが、レベルを下げて出場することは、何も悪いことではありません。人それぞれ出場する目的は違いますし、そもそもレベルは自己申告です。

ただ、主催者側としては、1度優勝すれば(優勝を〜回すれば。でも全然いいと思います。)次からは、レベルを上げて出場すること。

といった具体的に数値化された決まりは、設けた方が良いと考えています。そこを出場者に全て委ねる(申込者の自己申告とする)と、初心者の方にとっては辛いでしょう。

中には、勝ち負けを気にせず試合を楽しむ!っといった方もいるのは承知ですが、試合に勝つ喜びを知って、よりテニスを好きになってもらえたらなという願いがあります。

試合に勝てなくて、自分にはどうせ無理だ・・とショックを受けて辞める人を増やさないためにも。

あと、初心者の中の初心者限定の大会はもっとあっていいはず!(何をもって、そう決めるか難しい・・)

③セルフジャッジで必要以上に揉めない。


これは、個々の意識ですが、必要以上に揉めないことが重要です。

セルフジャッジという制度自体に辛さがありますが、試合運営上、仕方ありません。

相手のジャッジに対して、辛くあたる方いますよね。

見ていてつらいですね。試合に出たばかりの初心者が見ればどんな思いをするでしょうか?

「自分も、もしかしたらあんな風に言われるのかな?」と不安になりますよね。恐怖です。

僕もいまだに恐怖を感じることはあります。

決して、初心者の見本となるような紳士的な試合をしてほしいと言っている訳ではありません。試合なので、時には熱くなることはあるでしょう。

ジャッジで揉めたさいは、すぐに運営の方を呼んで対処して欲しいですね。

口論で相手を屈服させ、ジャッジを覆させるなどは言語道断です。

レベルに関係なく、人間同士として、テニス以前のコミュニケーションが、図られて欲しいと願っています。

④初心者のマナーに厳しくならない。


ボールの球出しを例に挙げます。

基本的に、球出しのさいは、強いスピンやスライス回転をかけないことがマナーです。

なぜなら、相手にとって打ちやすい球を出すのが球出しの役割だからです。

これを知らない初心者の方にどう注意できるかが分かれ目ですね。

「なんでそんなことも知らないの?」と言わんばかりにきつく注意するか

「最初は、誰も分からないよ。」と共感したうえで諭すのかで、初心者の方にとって、だいぶ印象は変わりますよね。

誰もが始めは初心者。

という気持ちを持てるかに尽きます。



いかがでしょうか。

まだまだこの程度しか思い浮かばないのは、自分の力不足ですね。

もっと深く掘り下げたいですね。

また、別途書いていきます。

そして、ゆくゆくは1つの記事にして、投稿したいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!