自分を楽しむ
20代前半なんちゃって大学生。通うのは食堂だけ、ひたすら遊び中退。20代後半、遊び飽きてようやく社会人になる。弁当配達のフリーターから偶然見つけた税理士になる。仕事に、自己投資に没頭。30歳になる直前に結婚。
30代、5人家族になる。起業してうまくいかず、いろんな経営者に会いに行く旅に出る。社員、取引先、顧客、世の中みんなに喜ばれる会社にしようと試行錯誤。街を離れて田舎に引っ越し。
世界のいろんな国を周り、視野が広がる。素晴らしい生き方をされている人とたくさん時間を共にして、自分もそんな生き方にしようと決める。
特にアフリカザンビアで絶対的貧困と言われるエリアを訪れたことは今の価値観に大きな影響を与えた。同じ地球で暮らしているのにこれだけ違う環境があるんだなという事を体感した。ここで暮らす子どもたちと一緒に遊び、木の実を分けてもらった。
その日食べる物にも困っている。学校も病院もなく、周りには野生動物がいる。そんな環境で与える気持ちを持てる子どもたちに衝撃を受けた。あれからずっと本当の豊かさとは何かという問いが頭の中を巡っている。
帰国後、学び場とびらを始めた。
『本物に出逢う』『生き方・働き方について考えてみる』『自ら、仲間と一緒にやってみる』というコンセプトだけを決めて場づくりスタート。
多様な人が対話を通してユニークな価値をたくさん生んでいる。40代はここを拠点に本当の豊かさを感じ続けたい。
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