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ー これは壊れた物語 ― 保険営業の仕事を私に紹介した父。 それに反対した母。 保険営…
【 ××× 】 判ってる。 これが異常だって。 それでも、止められない。 止…
【 新年 】 何処までも続く日が当たり前だと疑わなかった。 幸せを感じる事も不…
【 入社 】 意味も分からず、流されるまま。 行き着く場所はどこでしょう。流れ…
【 研修 】 動き始めたものは何だったのか。 私は未だ、気が付かずにいた。 続…
【 入口 】 始まってしまえば、走り出せるような気がした。 立ち止まる事さえし…
【 吹雪 】 冷たさも寒さも感じなかった。 自分が歩いている場所さえ、知らなかった。 行き場所を決める事が出来ないまま歩いていた。 雪の季節が終る頃。 研修で一日の報告をした後、課長さんに叱られた。 悪いのは私だと思う。 やる気がなかったのは事実。 あまりにもいい加減なのは伝わっていただろう。 それが課長さんには不愉快だったのだと思う。 「やる気がないのか? 目標があるんだろう?」 『ない』ときっぱり答えられたら良かったと思う。 でも実際は、嫌
【 旅人 】 些細な事が許せなかった。 嬉しいハズの言葉に虚しさを覚えた。 い…
【 変化 】 変わらない事に苛立った。 変わってしまう事が怖かった。 変化は私…
【 花見 】 花が無くても花見は出来る。 名目だけあればいい。 目的は別だから…
【 物欲 】 モノで心が満たされるなら、とても楽でしょう。 そう出来るなら、そ…
【 折紙 】 紙飛行機が部屋を埋め尽くす。 それに乗って、どこかへ行ってしまい…
【 猫傷 】 苛立ちがネコに伝わったのか。 ただの偶然なのか。 ネコが止めたよ…
【 抑制 】 制御しきれないほどの、感情。 押し留めて、押し殺して。 幾重にもかける、抑制。 インターネットが繋がらなくなった。 その場所は私にとって唯一の外だった。 息抜きの出来る場所だった。 ゴールデンウィーク中も、ネットには繋げなかった。 でも、この大型連休がなければ、私はもっと早くやっていたと思う。 休みが終わったある日。 指導者さんに注意を受けた。 履いてきたサンダルは踵で止まるものが良いという事。 その後で入力作業をした。 パ