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繰り返す失敗の原因は早読み?

最近も小さな失敗を繰り返しやってしまった。
失敗というほどの失敗でもないが、一度で済むことを何度もやるだけで時間的にも精神的にもロスが生じた。
その原因はNET情報の早読みにあったと言うしかない。


税法上の居住地における追加の税務情報が必要です

上記の見出しはgoogleからメールで届いた文章だ。
結果的にこのメールを何度も受け取ることになった。
最後は「もうどうでもいい」と思うようになっていた。

googleから届いたメール

世の中グローバルになったものだ。
私のような60代後半の爺さんのところにもこのようなメールが届くのだから。
しかしそのメールに対応するのは一苦労だ。

私は定年退職後にブログとYouTubeを始めた。
金儲けが一番の目的ではないが年金の足しにでもなるのならと思い、ブログにはgoogleのアドセンス広告を貼った。

ブログはすぐに審査が通り、あのgoogleと契約することになった。
収益は少ないが8,000円になれば登録している口座にgoogleから入金がある。

YouTubeは登録者1,000人などのハードルはあるが、これも数年経過してやっと収益化出来るようになった。

その時の本人確認書類は免許証で行ったと記憶している。

税務フォームの更新

私は個人なので以前は免許証で良かったが、それが昨年から個人であっても日本所在であることを証明する追加書類を提出しないと外国の税金を引かれるようになった。

最初、何を出せばいいのか分からず免許証でだめならとマイナンバーカードを提出した。

すると「納税フォームに若干の記入漏れがあります」というメールが届いた。
税務情報を速やかに更新しないと最大30%源泉徴収を行うか支払いを完全に保留するという内容だ。

私はこれに関するブログ記事を読みあさり税務フォームの更新を何度か繰り返した。
その度に審査が行われ税務情報が承認されるまでに5回ほどもメールが届いた。

何度も同じメールを受け取ると段々情けなくなるものだ。
メールが届く度に情報を探したが、なかなか「これだ」というものを見つけられなかった。

その時は「google納税フォーム」というワードでネット検索しても、アルゴリズムによって新しい情報が優先されず求めている情報がヒットしなかったからだと思った。

何度出しても承認されなかった居住者証明

昨年の11月には「お客様のシンガポールにおける税務情報が受理されました」というメールが届いた。
おそらくマイナンバーカードで承認されたのだろうと思っていた。

ところがまた「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが届いた。

調べると居住者証明という書類が必要だと分かった。
この書類は税務署まで行って申請しなければならない。

早速国税庁のHPから書類をダウンロードして2部作り、住民票と共に提出した。

田舎だからか何日も待つことなくこの書類を手に入れることができた。
それをすぐにスキャナーで取り込みgoogleに提出した。

しかし数日後また「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」という同じメールが届いた。

再びネットで情報を探すと、承認されない原因がいくつか見つかった。
登録している住所や番地が居住者証明書と少しでも違えば承認されないとか、PDFで送らないと承認されないなどだ。

仕方ないのでひとつずつためしたが、何度送っても「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」というメールが返ってくるばかりだ。

承認できないなら何がダメなのか、何を出せば承認されるのかハッキリとメールに書いてくれればいいだろうと苛立ちも増していった。
おそらくAIによって確認しているのだろうが、AIも進化しているならそのくらいのことは難しいことではないだろうとひとこと言ってやりたいところだ。

それなのにメールに書かれている承認されない理由はいつも同じだ。

・期限切れ
・許可されないタイプ
・発行日が将来の日付
・承認されない書類の提出国
・承認された提供元からの発行でない
・真正性を確認できない
・書類が身分確認でサポートされている形式ではない
シンガポールはマイナンバーカードで承認されているはずだと思いこんでいたので、居住者証明書はアメリカ合衆国宛の書類を送っていた。

しかし最終的にはこれが違っていたようだ。
もうこれでだめなら諦めようとダメもとでシンガポールの居住者証明を送ってやっと承認された。

この失敗の原因

先ほども書いたようにgoogleも最初から「シンガポール宛の居住者証明を提出して下さい」とメールに書くだけで何度もやり取りをしなくて済んだはずだ。

ネットで調べていても、なかなか承認してもらえないと悩んでいる人も少なくなかった。
確かに承認されない理由が人によって違うというのも分からなくもないが、進化したAIならそのくらいのことは難なくこなすだろうとも思える。

それよりも承認されない理由を見つけられないこちら側にも問題は多い。
年齢のせいにはしたくないが、不慣れなNETの世界でやり取りをすること自体に苦手意識を持つようになっているのも事実だ。

毎日のように1,000字以上も文章を書き、他の方のNote記事も読んでいるはずなのに答えを探すことができない理由は、文章を丁寧に読めていない証しなのだろう。

きっと私が読んだブログ情報の中にも正解はあったはずだが、見落としていたのだろうと反省しなければならない。
読んでいるようで内容を熟知できるほどでもなかったということなのだろう。

そう言えばこの頃は、好きな本であっても読むスピードが早くなっている。
昔は文章に違和感があれば、また何ページもさかのぼって前のページを読み直していたはずなのにだ。

若い人と同じように記事を早読みしたりYouTubeを倍速で聴いても、老化によって落ちている認知能力では内容を理解することは出来ないと自覚しなければならない歳なのだ。

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