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私の車旅お勧め夕日の美しい道の駅

今日紹介するのは鳥取県の道の駅だ。
これから夏至にかけて夕日が美しく見える道の駅だ。
今年の夏至は6月21日だが、梅雨の真っ盛りなので夕日が見える確立は低くなる。
しかし天気さえ良ければ美しい夕日が期待できる。


鳥取県の道の駅燕趙園

燕趙園(えんちょうえん)は道の駅を併設した中国庭園だ。
その中国庭園と県道を挟んで道の駅がある。
中国庭園の営業時間は9:00-17:00で入園料は大人500円とリーズナブルだ。
(燕趙園HPによると令和6年5/16~7/15は入園料無料)

日本海の夕日スポット

鳥取県は日本海に面しているが、燕趙園のある東郷池は海岸線から少し入ったところにある。

しかし鳥取県で日本海の夕日なら断然鳥取砂丘がお勧めだ。

以前にも書いたことがあるが、太陽にのみ込まれる人のシルエットを撮影できるポイントは多くない。
鳥取県で夏至に近付くほど夕日が美しく見える理由は、太陽が日本海に沈むようになるからだ。

夏至を過ぎれば太陽は段々と陸地に近付き、秋分の日を境に今度は内陸部へと沈むようになる。
その理由から鳥取砂丘で馬の背にいる人を、夕日と一緒に撮影するのも夏至に近い方がいいということになる。

夕日は水平線に近づくほど輪郭がハッキリとして美しく見える。
そこで太陽が沈む水平線方向には厚い雲が掛かっていないことも条件のひとつだ。

私の経験では天気のいい日に日本海の水平線に厚い雲がかかることはそう多くはない。
天気のいい日でも雲がかかりやすいのは山がある内陸部方向だ。

例えば夏至にかけて小豆島や四国から本土方向に太陽が沈む時の方が、厚い雲に阻まれる確立は高くなる。

美しい夕日を撮影する条件

もう一つの美しさの条件は水面に夕日が映ることだ。
水面に映る夕日や日の出は美しい。

しかも水面はできる限り波がない方が美しく見える。
香川県の父母ヶ浜(ちちぶがはま)の夕日も、風がなく水面が鏡のようになる日という条件付きだ。

そのような理由から日本海側でも、海ではなく池の方が美しく夕日を見ることができる。
いい天気の日で風がなく地平線に近い夕日が池に映る場所だ。

例えば島根県の宍道湖や滋賀県の琵琶湖などだが、鳥取県でそのような湖と言えば湖山池か東郷池だ。

東郷池は池というだけあって湖と言うには小さく、その分太陽の光を美しく反射してくれる。

主観ではあるが雲がまったくない時よりも、薄い雲が少しかかる方が美しいと思える夕日もある。
時には厚い雲の隙間から奇跡的に顔を出す夕日も美しい。

うっすらと雲が掛かった夕日

写真などに残すなら夕日だけではなく人や花、電車や建物といった対比が夕日の美しさを際立たせる。

道の駅燕趙園の夕日ポイント

例えば鳥取県の今年の夏至(6/21)の日の入りは19:24分だ。

燕趙園は17:00で閉園されるので中国庭園の中から夕日を見ることはできない。
道の駅から中国庭園に架かる歩道橋が私のお勧め夕日鑑賞スポットだ。

道の駅燕趙園には17:00の閉園時間を見越して1時間以上早めに行くのがお勧めだ。

この時期の閉園前の中国庭園も美しい。
中国でしか見ることができないような建物が、庭園内にある池に映る姿が美しい。

閉園前の燕趙園の池

ちょうどこの時期はあじさいも咲く頃だ。

中国庭園から見える東郷池も、西日を反射して美しく輝く時間帯だ。
閉園前は観光客も少なく落ち着いた時間を過ごすことができる。

中国庭園が閉園してから日没までの2時間の間に、私は燕趙園からも見えるはわい温泉に行った。
日帰り温泉に入るためだ。

最もお勧めなのは千年亭だが、HPによると令和6年5/15から8/9までは改装工事のために日帰り入浴休止のようだ。

しかし日帰り入浴できる温泉は他にもあるので調べてから行くようにしてほしい。

温泉に入ってから、日没の30~60分前には歩道橋に戻るのが美しい夕日を見る条件だ。
夏至に近い日程ほど日没も遅いので温泉に入る時間に余裕ができる。

歩道橋の中国庭園側を少しずつ降りて、中国庭園の屋根の瓦装飾が夕日と重なる辺りが撮影ポイントだ。
中国式建築の屋根には仙人や神獣など魔除けの装飾がある。

その装飾と夕日の対比を狙うのがポイントだ。
私は手持ちで動画撮影したが、理由はどうあれうまくは撮影できなかった。
できることならまたリベンジしたいところだ。

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