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【ベトナム旅行】ベトナムと日本の暑さ対策… 文化の違いを考えました。

ベトナム旅行に来たときの参考になればと…、そんな思いで書いています。

飛行機の窓からベトナムを見てみると、緑色が目立つんです。
それは森林が多いからなんです。

日本もそうですよね。
日本の国土の約67%が森林って知ってましたか?
3分の2が緑でおおわれているのです。

ベトナムは、日本よりも森林が多く、
ベトナムの国土面積の約70.5%が森林なんです。

それに、ベトナムには冬がありません。
森林が枯れることがないので、年中緑緑しています。

また、人工林も多く森林面積全体の約29.5%を占めています。


ベトナム市内は緑でいっぱい

ベトナムの道路の両サイドには、人工林が植えられています。

理由は、
環境保護:人工林を増やすことを目的とした政策で、
土壌浸食や洪水などの自然災害から地域を保護するため、
経済的利益:道路沿いに人工林を植えることで、
木材産業の発展を促進しようとしています。

ベトナムの街並み

周りに、緑が多いって気持ちいいですよね。

右上写真は、早朝の道路なんです。
この主要道路も通勤時間になると混雑が始まります。

ベトナムは暑いのですが、早朝はそうでもありません。

写真ではわからないですが、
早朝にウォーキングしている人も多くいます。

ベトナムのセミ

あっ、そういえば
日本の夏は、セミの鳴き声がうるさくで仕方ありませんが
ベトナムでは、セミの鳴き声を聞いた記憶がありません。

ベトナムにセミはいないのかなぁ…

そんなことありません。ベトナムにもセミはいます。
ベトナムのセミは、食用にされることがあるようです。
ベトナムのセミは、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを
含む栄養価の高い食材とされています。

Dundubia nagarasingna(ドゥンドゥビア ナガラシングナ)

セミ? どうでもいいことですよね。

もっと、どうでもいいことですが、
イソップ物語の「アリとキリギリス」って童話を知っていますか?

じつはこれ、もともとは「アリとキリギリス」じゃなくて、
ギリシャ語で書かれた「アリとセミ」の話しなんです。

ベトナムでのお話しは、
おなかが空いた貧しいセミが、「何か食べ物を貸してください」
とアリの家にたのみに行った。
ところがアリは冷たくてけちで、人に物を貸すのが大きらい。
それがアリの一番小さい欠点なんです。
「暑いころは何をしてたの?」と貧しいセミにアリは聞いた。
「夜も昼もみんなを楽しませてあげようと、歌を歌っていたんです」
「歌を歌っていたの? それじゃ今度はずっとおどっていたら?」

なんて、アリはいじわるなんだろう! 

えぇ、アリって悪者なの?
ほんと、どうでもいい話しでしたね。

話しを早朝ウォーキングに戻します。

ベトナムの公園はスポーツジム?

ベトナムの人は、朝早くに散歩します。
早朝の公園では、体操している人がいます。
運動遊具で体を動かしている人もいます。

ベトナムの公園の風景

公園がスポーツジムみたいですね。
公園には、いろいろな運動遊具があります。

公園にあった運動器具

これって、どう使うんだろう?

使い方がいまいちわかりません。
「ヨガ」のポーズではないことは確かですが、奇怪な使い方です。

運動遊具の使い方

まぁ…、スポーツジムに行く必要がなく、
公園でできるのは良いことではないでしょうか?

早朝に、体操や運動するのは、日中になると暑いからでしょうか?
ベトナム人が健康に見えるのも、こういった習慣があるからでしょうか?
きっとそうだと思います。

ベトナムは、とにかく暑かったです。
笠帽子のノンラーって、知ってますか?

ベトナムのノンラー

ノンラーはベトナムの市場など、どこでも購入できるお土産ですが、
ノンは「笠」を意味し、ラーは「葉」の意味を持っています。

ノンラーは、日よけ対策だけでなく多少の雨避けとして
利用するのにももってこいなんです。
日本では、ちょっと被るのが恥ずかしいですね。

いや、ノンラーって、
日本でいうところの「麦わら帽子」でしょうか?

そういえば、日本の昔ばなしや江戸時代には、
ノンラーのような「笠」がありましたね。

ノンラーと麦わら帽子と昔の笠

でも、今の令和の時代には、
誰も三度笠みたいな笠をかぶっていないですね。

麦わら帽子をかぶっている人も見かけません。
麦わら帽子と聞いて思い浮かべるのが、
ワンピースのルフィーぐらいですね。
日よけ対策としては、日傘やかサングラス、それに、
おしゃれな扇子や無料で配られているうちわでしょうか…

そんな日本と比べて、ベトナム来て思ったことがあります。
それは、日傘を差している女の人がいないのと、
うちわや扇子で仰いでいる人がいないことでした。

そこでベトナムには、
うちわや扇子などは使わないのか?調べてみました。

ベトナムでは、うちわのことを「quạt」といい
扇子のことを「quạt tay」といいます。

ベトナムと日本のうちわと扇子

そう言えば、日本の40~50年前は、
日傘なんかを差していたのだろうか?
そんなことを思いました。

あっ、そうだ。
ノンラーって男女兼用と思っていませんか?
基本は兼用なんですが、男性用のノンラーもあるんです。

ノンラーって、いくらすると思いますか?
私が買ったノンラーは、24,000ドン(約145円)でした。

市場の露店では安く買えるノンラーも、
空港やイオンモールでは、5倍から10倍の値段になります。
ノンラーをかぶったクマの値段…びっくりです。

こんなキャラクターを作りたいですね。

ノンラーを安く買うには、

いろいろ書いてきましたが、
ベトナムと日本の暑さ対策になってないですね。
文化の違いについてもなんか中途半端な感じですね。

ここまで読まれた方…
がっかりしていませんか?

ちょっと、タイトルからは離れてしまいますが、

ここからは、
ベトナムの来た際の参考になればと…、そんな思いで書きます。

ハノイビールは「奇跡の水」

ベトナムは、暑いです。
日本より暑いです。

昼間の暑い時に、最高なのがビールなんです。

ベトナムのハノイビールは、「奇跡の水」です。

なにが奇跡か?って、
そんなことを思いましたか?

奇跡その1.値段
ハノイビールは、10,000ドンで買えます。
ベトナムのどこのコンビニでも買えます。

10,000ドンは約60円

えぇ、10,000ドンもするの?
そんなことを思いましたか?
日本円に換算しましょう。 たったの「約60円」なんです。
ベトナムの最低価格の紙幣が、1,000ドンです。日本円で約6円です。

ベトナムの紙幣

奇跡その2.飲みやすさ
これは人によって好みが違いますが、
あっさりしていて、爽やかな香りもあり、とにかく飲みやすいです。

味はおいとくとして、
めちゃめちゃ暑い時に、キンキンに冷えたビールですよ。
それがのどを潤してくれるんですよ。

ベトナムで飲むビールに、おつまみはいらないのです。

奇跡その3.種類が多い

えぇ、お酒が飲めないって、
ご安心をベトナムにはノンアルコールのビールもあります。

なぁに、ベトナムで日本のビールを飲みたいって
ベトナムの国旗みたいな日本のビール…飲めますよ。

ベトナムのビールとノンアルコール

でも、許せないことがあります。
それは、冷えてないビールをだされる時です。

ぬるいビールは許せない

太陽がギラギラしているのに、真昼の暑いにに、
生ぬるいビールをだされたら許せないですよね。

コンビニで買うビールは、冷えているのですが、
お店で出されるビールは冷えてないことがあります。

それで、ベトナムではビールに氷を入れる習慣があります。
ベトナムのビールは、若干薄めなんです。
その薄いビールに氷を入れるんですよ…、信じられますか?

冷えてないビールに氷を入れるんですよ。
そういえば、店の人が何か言っていたことがあったが、
今思えば、氷がいるか?聞いていたのだろう。

まぁ、冷えてないビールを飲むより、
氷が入ったビールの方がいいかなぁ… 私にとっては究極の選択です。

でも、暑い昼間に飲むには、氷をたっぷり入れれば
薄いビールになるけど、その分何杯も飲めるのでまあいいか…

ふと考えたことですが、
ベトナムはバイク社会です。
ビールを氷で薄めて飲むのは、酔わないようするため…
なんじゃないだろうか?
ベトナムでは、ヘルメットをかぶらないでも、3人乗りでも
4、5、6人乗りでも捕まらないですが、飲酒運転は捕まるのです。
って、そんな訳ないか…

許せないことはまだあります。
それは、ビールを入れるコップです。
ビアホイグラスといって、ビールが注がれると、
小さな泡がグラスの底から浮かび上がり、
表面の白い泡と合わさって消えていくらしいのですが、
やっぱり、ジョッキで飲みたいですよね。

イスもデーブルも、ちゃっちーのが有名ですが、
ビアホイグラスって、ちゃっちくみえませんか?

ビアホイグラスとプラスチックのイス

ぬるいビールの謎ですが、
それば、ベトナムの電力事情にあるのではないか?
そう思いました。

えぇ、いい加減にしつこいって…

でもベトナムの文化だと思うので、
しつこいですが、書かせてください。

私は、ベトナムで冷えていないコーラを飲みました。
何とも言えない味でしたが、コーラは飲めました。

しかし、ぬるいビールは飲めません。
おいしいキンキンに冷えたビールを覚えているからです。

じゃ、コーラはどうかというと
日本でも冷えてないコーラを出しています。
マクドナルドだって、コーラに氷を入れて出します。
氷で薄くなっても、コーラはコーラなんです。

みなさん、カルピスってご存知ですか?
昭和の時代、カルピスはパックや缶ではなくビンでした。
ビンに入ったカルピスを水で薄めて飲むのです。
巨人の長嶋選手なつかしいでしょ… となりは吉永小百合です。

昭和のカルピスと現在のカルピス

昭和の時代は、
このカルピスの濃さで、家が裕福か?どうかがわかるほどでした。
もちろん、貧乏の家はカルピスじゃなく、むぎ茶です。
お金持ちのお家に遊びに行くと、カルピスと水の割合が1:1なんです。
もっとお金持ちは、かき氷にカルピスの原液をかけてくれます。

カルピスのかき氷は、当時はめちゃ贅沢だったんです。
ちょっと、貧乏な子供時代を思い出してしまいました。

路上の屋台はベトナムの文化

話しを戻しますね…
ベトナムで路上のお店や屋台で、ビールを飲むのはベトナムの文化です。

ベトナムのお店では、エアコンがない店もあります。
だから、路上の屋台なんです。

ベトナムの屋台で、氷はほしいですか?(Bạn có muốn đá không?)
とか聞かれたら、一度だまされたと思って氷たっぷりのグラスに
ビールを入れて飲んでみてください。

きっと、ハイボールよりおいしいかもしれません…ね。

私は、ベトナムでコミュニティスペースのOpenを考えています。

理由は、コミュニティスペースで、
ベトナム人と日本人の交流できる場を創りたいんです。
ベトナムのハノイに旅行に来た際は、
立ち寄ってほしいなぁ…、そんなことを考えています。


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