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さよならだけの人生に

こういうものは、まず書き出しで悩むことになる。挨拶から始めるべきか、それともいきなり本題にはいるべきなのか。ただただ無味乾燥的な言葉を連ねればよいのか、ちょっとしたユーモアをみせるべきなのか(そんなもの僕は持ち合わせていないけれど)、散文的であるべきか、詩情を入れ込むべきなのか。読者を意識すれべきなのか、あるいはただの捌け口でよいものか。 モヤのかかった頭の中から、伝えたいことを探し出して、それを文章の形に整える――それも読みやすく、面白いようにする――ことはとても困難

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