【嘘】紅茶と音楽

音楽を掌に乗せゆっくりくるくる回すと、鮮やかな赤茶に色付く。それを舌にのせる。じんわり紅茶の味がする。飲み込んでしまうとお腹を下し、愉快な腹音に悩まされるので、頃合いを見て口から出す。唾液で光る音楽は変わらず愉快なリズムを刻んでいる。

ありがとう