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この想いとともに

どうしたらわたしの想いは届くのかな

こんなにも大切に想っているのに
丁寧に伝えているのに
何がわたしの声を遮るのだろうか

なぜかあの人にだけわたしが伝わらない
そんなことがどうしてわたしに
わかってしまうのだろうか

もっと鈍感で無頓着で軽率な人間だったら
どれだけ楽に生きられるだろうか

無条件にあの人のことを信じることができたら
どれだけ綺麗な人間になれるだろうか

こんなめんどくさい想いを
大切にしまっておいて
一向に捨てきれないわたしは
自分自身を自らの手で
朽ちらせてしまうのではないだろうか

だけど手放せずにいるんだから
いっそ滅びるまで
この想いを大切に抱きしめておくというのも
いいのかもしれない

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