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生活発表会・お遊戯会 年長ダンス かっこいい・感動の嵐!成功に導く3つのポイント!⑧

どうしたらかっこよく踊れるか、かっこよく見えるか?

どうしたらかっこよく踊れるか、かっこよく見えるか?
これは先生にとってもこどもにとっても挑戦です。
分析していきましょう。
「かっこよさ」を表現したい時に、まず振付と隊形は大きく作用します。
振付ではこどもにできる、こどもだからこそかっこいい振付というと、スピード感があります。
スピード感を出したい時・・・・2列あるとして、その2列ごと右に走るより、1列は右、もう1列は左に走ったら・・・どちらがスピード感が出るでしょう?
そうですね、もちろん反対方向に走った時の方がスピード感が出ます。

隊形は重要です!

V字隊形

隊形もそうです。 可愛い振付の時の隊形は円や半円形の隊形を使うと丸みを帯びて優しく可愛いイメージのダンスによく合います。
反面、かっこいい振付にあう隊形というとシャープな線を描く「V字隊形」がよく似合います。
そしてそれだけではありません。
V字隊形を撮る時にV字の尖っている方を観客席側になるような隊形にします。
つまり、見ている人の方に向かって尖っている、という隊形です。
この隊形をどこかに入れるとシャープになり、より一層かっこよさを引き立てることになります。
全部が全部というわけではありません。
その他、隊形移動やそこにスピード感を持って移動するための指導法はあります。

そして振付に関しては、そのダンス全部が挑戦というとちょっと大変すぎますので、どこか一箇所、ここだけはピシッと止まろう!誰もふらつかずに止まろう!とみんなで頑張ってするのもいいのではないでしょうか。
隣の人の振りを見て踊らない・・・というのもチャレンジですね。
ちゃんと自分で覚えて自立して踊る・・・とても大切なことです。
ここで大切なことは、本番で間違ってもいいんです、一生懸命練習できていたら。
本番だけ間違わずにできたらいいのではなく、そこに行くまでの練習、つまり過程が大切だからです。
どれだけ一生懸命練習できたか、ということが今後の自信につながるからです。

ダンスは長くても4〜5分です。
その中に何か一つ集中してできる(挑戦できる)箇所を作ってあげるのは目標が明確になります。
何日ものスパンで挑戦することも大切ですが、この4〜5分の中で一つ頑張るところがあると、今日できなくても明日また挑戦できます。
昨日までできなくても今日できた時の喜びがはっきりわかります。
その小さな達成の積み重ねが大きな自信につながるのです。

行事のダンスにはいろんな意味を持たせて、ダンスをすることによっての成長を促していってほしいと思います。

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