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「これ、やばいかも…」〜インスタをお休みしていた理由①〜

※このノートは誰かに向けて書くわけでもなく、ただただ私がこれは文字におこしておいた方がいいのではないか、と思ったから書いています。

ここ3ヶ月、いろいろなことに悩んでいました。私自身、思い立ったらすぐ行動タイプなので、ここまで悶々とする期間が長かったのは初めてです。(かといってまだ悶々としていますが)このある意味貴重な経験を文章として残しておきたい、と思いつつもずっと出来ていなかったので「今日こそは!」と思いお気に入りの喫茶店に来たわけです。何をどう書くかなんで全く考えていませんが、とにかく思いを綴っていきたいと思います。

まずは悶々としてた理由の一つインスタ。理由として今回書くこととダイエットに関することがあるのですが、ダイエットの方はまた今度。

プー子のインスタ▶️https://www.instagram.com/puko_hoppe/

インスタが「したいこと」から「すべきこと」へ。      

2月まではすごく楽しかったです。インスタでたくさんのいいねをもらったり、グッズ販売をしたり、インスタライブをしたり。サークルを引退して就活で忙しかったのでその隙間時間にやっていました。インスタを見ること、投稿を作成することはまったく苦痛ではなく、むしろ「娯楽」として楽しんでいました。

その感覚が変わったのは3月に入りオンラインサロン を始めた時かなと思います。就活も早めに終わり、ガッツリとインスタの方に力を入れようと決めた頃、DMMの方からお話をいただいたのがきっかけでした。オンラインサロンを運営するのは初めてだったため、とにかく沢山準備しました。オンラインサロンでは週6のコンテンツ配信と毎日の食事や美活内容の報告、メンバーの方への返信などが主なやることでした。お金をもらっているという自覚があったため、「とにか後悔してほしくない」という一心で私なりに頑張ったつもりでした。しかし開始から一週間ほど立った時、少数ありますが「お金を払う価値がない」「絵が嫌い」「質が悪い」などのコメントをいただき、退会者のアンケートでは散々に書かれていました。

 もともと自分や自分が生み出したものを否定されることに慣れていなかったのもあるかもしれません。最初はコメントをもらったあと「残りのメンバーの方に何としても満足してもらおう」と思い頑張っていました。けれどだんだんとオンラインサロンのアプリを開くのが怖くなってきました。「今日またなんか書かれてたらどうしよう」そんな恐怖心が毎回襲ってくるようになりました。今まで私を好きでいたくれる方々、がある意味で敵側に回ってしまった感覚でした。そこからは他のサロンのメンバーさんに元気をもらいながらなんとか続けていました。

 オンラインサロンと同時にインスタの投稿率もあげ、YouTubeも始めました。その時の一日のスケジュールは朝起きて撮影、昼間はずっと編集、夜ご飯食べてインスタの投稿作成、オンラインサロン投稿、明日の分の記事作成、運動、就寝ー。一日中が「プー子」の活動になっていました。そういった毎日を繰り返すうちに一週間のうちであまりにも「プー子」でいる時間が多くなっていきました。今まではサークルや就活などのリアルでのメインの活動があった上で、サブ活動としてSNS上でもプー子がいました。けれどそれが逆転してしまったのです。4月ごろにはリアルのためのプー子の活動なのか、プー子の活動のためのリアルなのか、そこの線引きが曖昧になってきてしまいました。そこで犠牲になったのはリアルでした。オンラインサロンでの精神的負担も重なり、家族や友人との時間を大切にしなくなりました。態度は冷たくなり、家族との食事中もサロンの記事を書いているなんてこともありました。私は本当に家族が大好きな人間だったので、そんな自分を責めながらも、なぜか冷たい対応を取ってしまう。今日こそは笑顔で話そうとおもっても出来なくなってしまいました。そんな自分が大嫌いになっていました。けれどプー子でいればー。フォロワーさんから尊敬されて、暖かい言葉をもらえる。だから辞めれなかった。そしてどんどん負のループに入っていきました。

「これ、やばいかも」

「これ、やばいかも」と思ったのは4月24日の14時頃。いつものようにオンラインサロンの記事をお家で書いていました。その日はなぜかいつもよりさらにイライラ、気分がどんよりしている日でした。お母さんも少し心配してくれてたのでしょう。「チーズケーキもらったんだけど一緒に食べない?」と話しかけてきました。普段なら「え!食べるー!」となるところ、返事するどころか、ため息一つで返してしまいました。お母さんは「そっかぁ」と部屋に戻っていったのですが、その後ー、自分がそういう対応をとってしまうことに耐えられず、というか自分がしているのにそのことにショックで、いきなり号泣してしまいました。号泣だけならまだよかった。そこから過呼吸になり、手が痙攣してきました。

「え?なにこれ…?」

病院に行くほどではなく、少ししたら治まったため症状的には大丈夫でしたが、そこで初めて気付きました。「私、相当ストレスが溜まってるんだ」と。(量が多くなってしまうのでこのnoteでは書きませんが、インスタ以外でも当時は色々悩みがありました。)そして「これ以上リアルを崩壊させたくない」とも。

そこからまずは始めたばかりのYouTube活動をやめることにしました。オンラインサロンはもともと四月いっぱいだったため、5月からは終了。インスタの活動はほっそり続けていく、そう決めました。これからはリアルを大切にして、インスタは趣味の一環としてやろう、もう大丈夫ー。と思っていました。

けれど、なかなか私の中でプー子の存在は薄れませんでした。なぜなら、もうこの時点で、私の自己肯定感を形成しているものがほとんどプー子だったのです。フォロワーが12万人いること、オンラインサロンを大学生で運営したいること、グッズ販売もしてること。それ自体が私の自己肯定感を維持していたのです。もしプー子が評価されなくなったら…。私の存在価値はー?と思うと、いてもたってもいられなくなり、結局プー子の活動をたくさんしてしまう。なかなかプー子から離れられない生活を送っていました。5月は体を壊していたため、それもあって更新頻度は下がっていたものの、自分の存在価値は常にプー子にありました。

「ボタン一個で消えるんだ」

けれど、2日前、あることに気付けたのです。

少し自暴自棄気味になって「もういっそこのアカウント消しちゃおっかな!」なんて冗談で考えてた時気付きました。『私が今しがみついている「プー子」って「アカウントを削除」のボタン一つで消えるんだ』と。顔出ししているわけでもないし、実名を公開しているわけでもない。本を出版するなど「カタチ」に残す何かをしたわけでもない。私の一存で簡単に消せる存在であること、その虚しさに強い虚無感を感じました。確かにこうして時間をかけて積み上げて成長させたアカウントは、私の誇りだし愛すべきものでもあるけれど、これに固執し、これによって自己肯定感を維持させている状態は虚しい。わかっていたようで、わかっていなかったことでした。

私が今大切にするべきはリアルでの身体性を帯びた、生の、決してボタン一つでは消えない経験。

心から、そう思えたのです。

プー子のこれから

リアルな経験を第一優先にはします。けれど、私はもともと発信することが大好きです。自分がいいなと思ったことや、少し貴重な経験をシェアすることで、受取手がポジティブな方向に変わる。何かを始めるきっかけになる。それはとても素敵なことだと思うからです。

今まではとにかくgive &giveの精神で少し無理してやっていましたが、これからは自分が「楽しいな」と思える範囲で更新していきたいなと思います。ジャンルもダイエットのみではなく、私のモットーである「らしさを肯定する世界を」にあったものにしていきます。それでもいいよ、という方は引き続きみてくださったら嬉しいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。これからもプー子をよろしくお願いします。

もう一つの理由、ダイエットに関する記事はこちら↓

https://note.com/puko_business/n/nf26d2cbfc701

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