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瓶詰めはなんでも保存食になる魔法?じゃない

よく質問されるのが、お肉の瓶詰めは作らないんですか?というもの。

瓶詰めにすると日持ちして保存食に出来ると思ってはる方も多いみたいで、お店で出していたソースやメニューについても聞かれるのですが、実は瓶詰め保存食はまずその中身において保存食となるレシピのものでないと保存食として成り立ちません。

市場に出回っているいろんな瓶詰めは専門の工場で作られて、殺菌設備により高圧な温度で殺菌をかけて菌の店を殺してるものです。

個人で取ってる設備で作れる瓶詰めにおいて作れるものは制限があり、保健所の許可をもらう時にも何を作るか聞かれます。

そして、瓶詰めの保存においての知識は一種の科学になって、ジャムなら糖分による菌の繁殖の抑制やピクルスは酸のph値による抑制になったりする。しかし、それを知らないまま作ってる人も多いのではないかと思う。そして、販売されるときにはそこをチェックされることはなく販売されることになったりするので何か起こってからでないと問題商品とわからないんですよね。

なので、大丈夫?というものを見かけることがないわけではない。のが怖いよね、、、

殺菌のかかってない瓶詰めだけど冷蔵で保存することで菌の繁殖を遅らせる保存の仕方とかのもあります。

そしてこれは真空パックにも言えることで、真空パックにすることで菌の繁殖が止まるわけではないので気をつけてくださいな。家庭で簡単に出来る真空パックが出てきて、危険だなぁって思ったりもするします。皆さま、そのまま保存食になると思ってる方も多く、そこまで詳しいことが商品説明にもないからです。

野菜を長持ちさせたり、冷凍する時に長い目に保存しておける、とかそういったものに使えるものです。

便利グッズにちょっと落とし穴があったりするのもドキドキするところ。

今、テイクアウトが増えてきてそこからの新しいはんばいの形が増えていくとおもいますが、なんにせよ販売する方にはそういう菌の部分をちゃんと調べた上で販売してほしいなって思います。

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