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パーチメントクラフトで描く浅田真央①

前回の記事でエンボスとレース模様がパーチメントクラフトの

最大の特徴です❣️とお伝えしましたが、様々な画材を使っての

彩色もおこないます。

同じ図案から作品を作る際に、エンボスだけで仕上げるだけでなく

色を加えたりレース模様を変化させる事で、全く印象の異なる

作品に仕上がる面白さがあります。

今回は大ファンだった浅田真央さんのソチオリンピックに感動し

自分のパーチメントクラフト作家としての引退記念に作った作品の

画像で彩色について簡単にご説明しようと思います。

パーチメントの楽しさは、絵を描くのが得意で無い私でも図案を写す

作業で形になり、絵が上手な人になった様に錯覚出来ること🤗

浅田真央さんの作品ではトレーシングペーパーの下に真央さんの写真を

置いて、全体の輪郭や顔のパーツをインクで写した後は写真と睨めっこ

しながら色を入れていきました。

画像1

顔や首、上半身の肌色の部分はクレヨンで裏から着色し、色鉛筆で陰影を入れています。眉毛、目、睫毛、唇、髪の毛、衣装は、細い筆で描いています。画材はインクやアクリル絵の具です。


画像2

同じ衣装の作品ですが、衣装部分以外は切り抜いて影絵の様な仕上がりにしてみました。衣装の彩色方法は同じです。

絵の具でおもて面に着色し裏面からエンボスすると立体感が出るだけでなく、エンボスによってペーパーが白く変色する事で色に明るさが加わりより鮮やかになります。


画像3

こちらの衣装はクレヨンで着色していますが、色に強さを出す為に陰影だけでなく全体的に色鉛筆で色を重ねました。ベルトや模様部分は絵の具で描いています。


画像4

衣装は黒インクでトレースし、アクリル絵の具で筆塗りしています。

作品の周りを彩るレース模様にも注目して頂けると嬉しいです😄

其々の作品のイメージに合わせて、自分で模様をデザインしたものや

図案から選んで合わせています。

今回も最後まで見ていただいてありがとうございます💕

長くなってしまいましたので続きは次の投稿で🤗

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