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セントレアの湯。

中部国際空港、ここにはオアシスがあった。
ただし大変見つけづらい。オアシスを見つける気概が無いと、9割以上の人には気付かずに飛んで行っているに違いない。

その名も『風の湯』。読み方は『ふーのゆ』。ちょっと意味は分からない。
私はインド出張の予定が延期となってしまい、先週末名古屋へと訪れた。悶々としたインドへの気持ちを名古屋にて逸らす為だ。しかし、またもや悲劇が訪れる。台風が来たのだ。名古屋でもっと遊ぼうと考えていた私だったが、はやばやとセントレア空港へと向かうことを余儀なくされた訳だ。
そんな気持ちの中で見つけたオアシスが『ふーのゆ』だ。

『風の湯』と書かれた暖簾をくぐるとまず券を買う。
え?高い。中学生以上1030円だ。せめて1000円にしてほしい。なんなんだこの30円は。(実際はその場で風の湯LINEアカウントと友達になって100円引きとなり、930円となったが。50円玉1枚と10円玉が2枚増えたのは言うまでも無い。)

この券を持ってカウンターへ行くと、タオルを借りられる。ハンドタオルとバスタオルだ。これらを持ち、お風呂へと向かう。

中は至って普通だ。体を洗う場所、サウナ、普通のお風呂、ジャグジー風呂、電気風呂だ。これらに加えて、飛行機を望みながら休憩できる展望ベンチがある。展望”ベンチ”だ。何故展望露天風呂にしなかったのかは、まだうまく理解することが出来ていない。ただ、眺めが良いのは確かだ。
(詳しくは下をご覧ください。)

そんな『ふーのゆ』。私のインドへのやるせない気持ち、台風に対する無念な気持ちを和らげるには十分だった。

ただし、日常的に中部国際空港を使う人にはそれほど魅力的では無いのかもしれない。しかし、長い長い国際線フライトを乗ってきた人、雨に打たれて空港へ駆け込んだ人(いないか笑)、私のような無念な気持ちな人には一定の需要があるに違いない。

しかもこんな広告を発見した。湯上がりに生ビールと枝豆。最高じゃないか。しかもすべて込みで1350円!!入浴料が1030円なので320円で生ビールと枝豆が楽しめる訳だ。きっと魅力的に思う人も多いに違いない。

湯上がりセット

中にはビールだけで無く、名古屋飯を楽しめるレストランが入っている。休日は、人でごった返しているセントレア空港において、それほど人も多くなく、静かに食事を楽しめる穴場だ。

またセントレア空港に行くことがあれば、是非行きたいと思う。

(ところでセントレア(center-air=中部空港)、、やはり慣れない。。)

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