お花畑と先生。
ある日の図工の時間。
私『先生見て、お花畑!』
先生『ん、どこが~?』
私『これ全部お花なの。。』
と、消え入りそうな声で言いつつ、とぼとぼと自席に戻った。。
上の会話は、私が幼稚園年中時代の数少ない記憶のひとつだ。
ヤクルトの瓶に紙を巻き付けて(紙粘土?っぽいもの)、その上に自由に絵を描くというもの。幼き私は瓶一周に渡ってカラフルな花を描いた。それを回して『先生お花畑!』と言ったのだ。我ながら秀逸だと思う。
別にその先生を責めているわけではない。ただ、幼き頃のガラスのハートの私は泣きそうになったのを覚えている。
と、何故20年以上も前の記憶を思い出したかというと、最近仕事においても、時間を掛け書き上げたレポートを上司に、『出来ました!』と見せに行った時、開口一番に『ここ間違ってない?』と言われ、幼き頃と同じ気持ちになったからだ。ガラスのハートは依然として変わってない。。
別に誰も悪くない。ただ、他人へのリアクションには気を付けよう。と思うガラスのハート。
話は逸れるが、幼き頃の私は非常に可愛かった。(下)
うん、可愛い。
幼稚園の先生が、
『え、お花畑!?きれーい、すごーい、ゆうまくん可愛いし。』
ぐらい言ってくれても良かったんじゃないか。笑
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