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なぜ京都大学を選んだか

こんにちは。大平 裕真(おおだいら ゆうま)です。
私が進路を選ぶときに、どんな目線で選んだかという点について書いていきます。

■なぜ京都大学か

なぜ東京大学ではなく、京都大学に行ったのか、とよく聞かれます。
「京大にいけるなら、東大にもいけたでしょう」
「新潟出身なら東大のほうが近いのに、わざわざなんで京大に?」

私が京都大学を選んだのは、京都に住みたかったからです。
そんな理由で?
と思われるかもしれません。
ただ、私が大切にしている
「どういう経験・体験ができそうか?」「それは自分にとって魅力的か?」
という考えに基づいたら、そうなりました。

□高校生の時に考えていたこと

まず、新潟で高校卒業までの18年を過ごしたあとは、今までと大きく違った場所で、過ごしたいという思いがありました。
新潟では、県外の高校への進学は一般的でなく、中学生はほぼ県内に進学します。
それに対して、高校卒業後の進路選択では、県内・県外含め多くの選択肢から選べる状況です。

せっかくなら、今まで住んでいた新潟とは全然違う場所に行きたい。

そこで私は、自分にとって興味深い経験が得られると感じた京都大学を選びました。

京都大学を選んだのは、京都に住むことで、日本の歴史に生でふれたかったからです。今後の人生で東京に住むことはありそうだが、京都は自分で選ばないと住む機会はないと、高校生ながらなんとなく思いました。

京都には、銀閣寺などの有名な寺社仏閣、歴史上の数々の史跡があります。気軽に歴史を感じられることは大きな魅力でした。
また京都ならではの四季の美しさをあびるほど体験したいと思いました。

勉強という面でも、オープンキャンパス等でみた図書館の様子や、いくつか京大の教授が書いた本を読んでいたため、ここなら勉強も十分できそうだと感じました。

地理的、心理的に近い東京ではなく、上のようなメリットを感じた京都のほうが面白いんではないか、
と高校生の私は考え、京都大学に決めました。

■就職活動のとき

就職活動の時も「どういう経験ができそうか?」「それは自分にとって魅力的か?」という目線で選びました。

現在私はメガバンクで働いています。

就職活動で選んだ理由は、
・金融は経済活動に必要なもので、多くの企業は金融機関と関わりがある。金融機関で働けば、経済の流れや企業の動きをもっと知ることができ、金融機関の持つサービスを通して、多くの企業のサポートができる

・金融機関の業務を通して経済活動の流れの一員になるのは魅力的。メガバンクなら日本という面からも、一つの企業という面からも経済を見ることができる

といったことを就職活動のときに考えていました。

■振り返って

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自分が将来について決断をする時、例えば
・大学を決める時
・就職先を決める時
のように決断をする時は、
「どういう経験ができるか」「それは自分にとって魅力的か」
そういった目線で判断をしています。

振り返ると、私は今まで選んだものについて、後悔をしていません。
高校生ながら自分がなぜ京大にひかれている理由について考え、就職活動をするときにも自分がメガバンクにひかれている理由について、折にふれて考えていました。
自分がどうしたいかということについては、都度考えていて、
最後は自分が決めたという点で納得感があったからこそ、今こうして振り返った時に後悔をしていないんだと思います。

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