ドリッパー選びと服選びは似てる
コーヒーのドリッパー、どのメーカーのもの、どの材質のものがいいのか迷ったり悩んだりする人も結構いるんじゃないかなって思う。
僕は、ドリッパー選びって、服選びに近い感じがしてる。大きく構造が変わらない限り、対照的な形な限り、どんなドリッパーでも美味しく落とせると思う。だからこそ、気分で選ぶのがとっても大事だと思う。というかそれでいいとおもう。
対照的な形っていうのは、上から見た時に真ん中を中心に円を描くような点対照の形であれば、真ん中にお湯を注げばそれが粉全体をより均一に通って、抽出が均一になりやすいかなというところ。
例えば、この辺のドリッパーとか。
バリスタ大会くらい細かいところを追求すると、豆や出したいニュアンスによって微妙に向いてる向いてないはドリッパーによってありそうだけど、家で使う分には感情の部分がすごい大事だと思ってる。
抜けが早い、遅いとかの違いはあるかもだけど、単純に同じ淹れ方で複数のドリッパーを比較したとしても、基準の淹れ方が抜けるスピードに合ってるドリッパーが美味しく感じるだけなので、それぞれのドリッパーに合わせて挽き目とか注ぎ方とか調整できれば、基本的に美味しくなるはず。同じ豆でもドリッパーによって最適なレシピや、何をもっておいしいかが違うからこそ、特徴はわかっても、性能の単純比較も難しいはず。結局はどんな豆で淹れるか。
とは言っても道具は大事なので、毎日使いたいと思うような気分があがるドリッパーを選びたいよねって思う。今後新しい仕組みのドリッパーが出てきたらまたそれは楽しみだし、どのドリッパーを買えば美味しくなるんだろうと悩んでる方がいたら、見た目と気分で買ってみても大丈夫だよと伝えたい。好きなコーヒー屋があったらそこで使ってるドリッパーや、おすすめのセットも間違いないはず。
気分的に「この色」「この素材」「このデザイン」の服がなんか着たくったり、着ている時の自分が好きだったり気持ちが上がるっていうポジティブな楽しさが服選びにはあると思うんだけど、ドリッパーも同じで、コーヒー屋目線だとより毎日使いたくなってくれてコーヒーを楽しみ続けるきっかけになってくれるし、家で淹れる人にとっても毎日のコーヒーの時間が一段階楽しいものになると思う。
気分が上がるドリッパーで、美味しい豆を買って楽みつづけよう。
川野優馬
僕のおすすめのセットはこんな感じ
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