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就職するのが普通...?で済まさないで


あなたは自分という商品に自信を持っていますか?

私が問いかけられて、ヒヤッとした質問です。


「自分」がほかの人とは違う何かを持っていて、あなたと仕事をしたい、と思われるかどうか。自分として生きていけるかどうかの必要性が、より明確化される状況になりました。

今日必要とされている仕事が明日は必要とされるか分からない、そんな移り変わりの激しい現実を目の前にしてやっと私たちは気づくことができました。もっと前から気づいていた人もいるけれど、私は自分自身の視野の狭さに反省しています。

所属を持たない人、フリーランスで働く人、これまで以上に自由な世の中になっているのは、その力をつけるのにより良い環境を求める人が増えているからだと思います。

就職をする、というのもなりたい自分になるための手段の一つ。
時間のある今だからこそ、まずは「なぜ就職をしたのか」というところを言語化してみました。「なぜその会社なのか」というのはこの大前提の後にきます。

・やりたい事をしていくのにお金の生み出し方を学ぶため。
そのためには、知識をつけるよりも運用をしていくことが大切。大きなお金が動く商材を作る経験を積むことでどのようにして買ってもらえる商品を作るのかを学ぶため。それが無形商材であるほど、「人間力」が試される。その人間力をつけたい。

・組織に所属する意味は?
お金を生み出す能力がなくても仕事を与えてもらえる特権を新卒として生かすため。お金を生み出す力を身につけるには経験が大事。失敗をしても究極言えば「死なない」状態で大いにその経験に挑戦ができる。利益を生み出す責任、ブランドとしての価値を自分が作っていく責任がある上で、能力がなくてもその経験を与えてもらえるのは新卒の特権。それを生かすことが自分の成長につながると判断した(自分で自分を売り込んでいける力がついている人、つけられる人は逆に所属する必要はないと思う。)

・先人にならう。
分からないことの答えを手さぐりに探すより、知っている人に聞くというのは賢い選択の場合もある。

・組織を動かしていける人間になる
大所帯に所属し、そのなかで組織を動かしていく、意見を通すことが簡単でないことは痛感してきた。まっとうな意見を言えるようになる、状況に対するコメンテーターになるのではなく、発信源となる自分自身の能力をつけなければいくら正しい意見を持っていても意味がない、伝えられる力がないということを体感的に理解した。まずはどの環境にいてもその中で結果をだせる人間になるため

会社に所属することで私が目指していくのは
すなわち会社という場所を利用して自分がなっていくのは

○○会社の~(名前)
ではなく自分の名前で仕事ができる人間になること。すなわち会社という環境にあるあらゆる機を利用して自分が成長しつつ、会社の成長もけん引できる人材になることが、自分の名前に価値のある人になるということだと思います。

だから所属する会社が今後どこになろうと、どこにいても学べることはあって、どこにいようと成長できる。

そして会社の”内部の人間として”でなく自分が自走して生きていくだけの力をつけることができたとき、

・誰かから必要とされている
・社会から必要とされている

本当の満足感で心を満たせるのだと思います。

私はこのキーワードをとかく大切にしています。会社という組織にいなくても社会というコミュニティには属していて、このコミュニティの中で「誰かから必要とされること」は、人間の根本的な幸福なのだと思っています。
「お金」は分かりやすい指標の為にあって、いくらあっても満足できない人もいれば少ししかなくても幸せな人もいるように、お金を稼ぐことはしあわせになるための手段であって目的ではない。
だからこそ、お金を稼ぐという手段を通じて、自分自身が誰かの役に立てて貢献できる人間になることが幸せにつながっているのではないでしょうか。

企業の肩書きがあることを私は、良いとも悪いとも思いません。それを背負って生きていくことは、自分の価値を見失わないようにする難しさを伴う事でもあります。しかし会社に利益やそれ以上の信頼や、価値をもたらさなくてはいけない義務を果たす上で成長できるありがたい手段だとも思います。

その双方を分かった上で会社に所属している事が、「当たり前」や「普通」で済まさず目的をもって生きるために必要なこと、と思います。


最近読んだ本たち
「あなたという商品を高く売る方法」
「転職と副業のかけ算」
「フルライフ」



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