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俳句10句よんでみた part.21

1日に何句よんでも足りないこともあれば、考えても形にならないまま10日以上過ぎることもあります。
やろうと思うことをやらないのは、義務を放棄する以上に気持ちを苦くします。
すごくもったいない日々の過ごし方をしています。

2022.03.10

ついばまる木瓜ぼけの蕾の血の如し

膨らみの赤くまあるい木瓜の花

憎し春ソースディッシュにナイフ立て

水仙の夢見るたびに咲く庭や

2022.03.13

キジバト留守居の人と脅かしあい

2022.03.21

迷彩の三毛柄に木漏れ日キラキラ

崩れゆく山辺の春と鮎帰峰せんきほう

鮎帰り川辺に遊ぶ虹と春

許されぬ約束破り桜五分ごぶ

朽ち果てしイロハ紅葉に散る桜

春靄歴史一つ知らされり

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