「雨の日にしたいこと」第四回 6時間必要なハンバーガー作り
いちからハンバーガーを作りたいというのは、誰もが必ず持つ夢ではないかと思います。
やってみました。ハンバーガー作り。
6時間以上かかりました。
これまでバンズだけ作っては諦めていたんですよね。
なぜならパンを焼くのにとっても時間がかかるからです。
卵液を塗ってパンを焼こう
バンズを焼く時に、卵黄や全卵の卵液を表面に塗りますか?
私はこれまで卵黄をパンの表面にほぼ塗って来ませんでした。
残った卵液がもったいないからです。
滅多に塗らないから、塗りが甘く、写真の通り艶のない部分があります。
しかし、自分では写真を撮るまではなかなかの出来映えと自画自賛していました。
パンを焼くだけで6時間もかかったからです。
まず、朝5時起き。することがなくてマクラメ編みでキャンディーを作ったところ、刺した棒を見て、「そうだ、ハンバーガーを作ろう」と思い立ちました。見出し画像のハンバーガーに長く突き刺さった串はキャンディー棒に使われているものと同じです。
そして、朝8時にホームベーカリーに材料を投入して生地を捏ねてもらうこと1時間45分。
その間に食器を洗って、洗濯物を干して、台所を軽く雑巾掛け。
掃除しても大して台所が綺麗にならないうちに、生地が出来上がり、スケッパーで生地を12等分にして丸めて濡れ布巾をかけ、15分寝かせます。その間に、卵液と合い挽き肉ハンバーグの材料をボウルに入れ、お湯を沸かしてお茶を入れ、母用に米を洗ってお粥をストーブで炊きました。
そして、ここからが長くて、パンを40度のオーブンで40分発酵させねばなりません。
手のひらサイズのミニバーガーでも、我が家のオーブンレンジには4つしか入らないので、かける3回。しかもその後、卵液を塗って20分近く焼くので、それもかける3回。
ここまでで5時間パン作りにかかります。
焼けるのを待つだけと思われるでしょう。しかし、今回は残った卵液でハンバーグを作りたかったので、一番最後の組のバンズ生地に卵液を表面に塗ってからハンバーグ作りに取り掛からねばならなかったのです。
お茶だけで朝ごはんを食べていなかったので、パンを焼く間に残り物を温めてストーブのそばで食べようとしたら、構ってほしくて侵入してきた三毛猫がうろちょろし出したので、ストーブのそばの椅子を譲って私はその後ろの椅子で朝ごはん。
洗い物と料理とラジオ
料理の合間に食事とラジオ
洗い物がめんどくさいので、パンを焼くのに使ったクッキングシートをお皿の上に敷いて適当に創作して作った中華風なんちゃらを昼ごはんに食べました。
葛粉であんを作ったのでお皿にこびりついて、洗うのが大変なんですよ。
その間にサボっていたNHKラジオの中国語講座を聴きました。
今年は我が家で白菜が収穫できました。
ちょっと傷みがあるのはご愛嬌。でっかいですが、収穫できるまで葉が巻いて育ったのはこれ一つです。表面の葉っぱは傷んでいた部分をだいぶ捨てました。
まだまだ残っていますが、他にたくさん収穫できていたら、食べきれなくて困ったことでしょう。
同じく中途半端に使って残っていた葛粉。
三杯酢にボウルにら白菜を漬けたら、容器に移そうとしたら、入らなかったのでえいやっとフライパンに残った白菜を投入、葛粉とウスターを加えて中華風になりました。
味は美味しかったのですが、葛粉が固まり、いかんせん見た目が。葛粉あんなので、ごはんなしでお腹が満たされてヘルシーです。
というより少しの量で満たされて、残ってたんですよ。
ハンバーガーに挟むもの
食べた後にフライパンを洗って拭いて、ハンバーガーに挟もうとにんじんを薄くスライスして、庭から取ってきた水菜と一緒にバターと砂糖でグラッセ風に焼きました。
それでも、パンが焼けるまで持て余し余る時間。
お粥、オイル煮
ストーブでお湯を沸かしてお粥も炊けて、次にチーズのオイル煮を作りました。
スライスしたニンニクと塩の他、ゆで卵と12月に庭で採れたトマトともスライスしてフライパンに投入しました。
しかし、パンを焼くまでまだまだで、そのうちオイル煮がマグマのように煮えたぎり、慌てて火からおろしました。
野菜のグラッセ風もとっくに出来上がっています。
パンの打ち粉でパイ生地作り
実はその間に他にもパンの打ち粉の余ったやつがもったいなくて、さらに薄力粉を加えてハーブクッキーを作っていました。しかし、バターが捏ねても溶けなくて諦めてバターが固まってまだらに残ったまま冷蔵庫に生地をしまっていました。
それを冷蔵庫から取り出して、打ち粉して伸ばしても生地のバターがが伸ばし棒にくっ付きます。時間はあるけど、我が家には一台しかオーブンがないのでパンが焼き終わるまでクッキーを焼くことは出来ません。
そう言えば、BBQ用に買ったピザ窯があるのですが、もしかしてそれでパンが焼けたりするかな?
それは置いといて、バターでべちゃべちゃな上まだクッキーは焼けないのでパイ生地にしようとさらにスライスしたバターを生地に挟んで織り込んで、パイ生地作りをしました。
一日ではバターをしっかり練り込めなかったので、翌日にもまた生地を伸ばしました。
生地は冷凍してます。何のパイを焼くかは考え中です。
やっとハンバーグ作り
パイ生地と格闘するうちに二番手の生地が焼き上がり、最後の組のパン生地の発酵が終わって、卵液を刷毛で塗ることが出来ました。
やっと残った卵液でハンバーグ作りです。
日頃参考にしているYouTubeチャンネルをされているフランス料理の三國シェフが他チャンネルのコラボ動画でハンバーグの玉ねぎは炒めなくても美味しいと言われていました。代わりにパン粉は多めの方が肉汁が出てジューシーになるとか。あいにく三國シェフおすすの赤味噌が我が家になかったなかったのでオイル煮に使ったハウスのプロブレンドスパイスと塩を使いました。
ただ手袋して混ぜ始めてからひき肉と牛乳を入れてないのに気づいて、使い捨て手袋は外すと使えなくなってもったいないからと(パイ記事作りでもワンセット使い捨てています)、なんと汚れた手袋のまま冷蔵庫を開けて、合挽肉と牛乳パックを取り出して、ハンバーグを焼く間に洗い物に加えて冷蔵庫の扉を掃除する羽目に。
もちろんパン粉を牛乳に浸すのも忘れてました。
ハンバーグをこね終わった頃に最後のパンが焼けて、パンを冷ます間にハンバーグを焼きました。グラッセを作ったニンニクバターの敷かれたフライパン。片面焼けたら蓋をして、ハンバーグを蒸し焼きしたら、出来上がりの香りは良かったです。串を刺してみたら肉汁も出ました。ただいろいろ失敗がなかったらもっと美味しかったかなあ?と。
ハンバーグは五つしか焼けなかったので、もっと小さくして、6個作るのが正解だった気がします。
やっと完成!ハンバーガー
ハンバーグが膨らみすぎたのに、突き刺したら長すぎた串。
オイル煮とハンバーガーを並べたら彩りが寂しかったので、皮付きで青リンゴを切り、レモンの輪切りとお皿に並べました。
水菜は噛みきれないので、挟んだのは失敗でした。代わりににんじんはとても美味しくて、にんじんをピーラーして佐藤とバターで焼いてハンバーガーに挟むのはおすすめできます。グリーンがなくと色味が寂しいですが、葉物なくても十分だと思います。
ドーナツ型にしようとしてバナナ型になった手作りのマクラメ編み鍋敷きにはフライパンの他、早朝に作ったマクラメ編みのキャンディーを飾りました。出来が良くないので、遠目の写真です。
食べはじめたのは午後3時過ぎ。
朝8時から作り始めて、なんと8時間も完成までにかかっています。
しかもパンが焼けるまでに野菜の皮でブイヨンスープまで作りかけていたんです。
翌日にもブイヨンスープとパイ生地作りの続きがあり、疲労困憊。
普段怠惰な暇人が疲れることすると、疲労が倍です。
お昼ごはんを食べたので、時間がかかりハンバーガーがおやつになってしまい、夕飯が入らなくなりました。ミニバーガー一個でお腹いっぱいです。
というか手のひらサイズってミニなんでしょうか。中くらい?高さもあるのでもっと小さく作る方法がないかなと思ったり。
マクドナルドの値上げの記事を正月明けに見かけました。買うのが高いなら作ってみようかなと数日以上考えていて、実行に移しました。
作った感想は、お金があればハンバーガーは作るより買った方が時間の無駄にならずにすむということです。
noteをやっていたから、こうして後悔もなく、作っている間も記事にする事を目標に楽しみながらできました。
それがなかったら、挫折してましたね。
モスバーガーで買えば材料は全部国産で、私が作ったものより、おそらく身体にいいでしょうから。
しかし、なぜでしょうか。
自分で作ると市販より健康的な気がするんですよね。
記事も長くなってしまい、ここまで書くのに夜の10時過ぎになってしまいました。
しかし、私のことだから、また懲りずに作るような気がします。
最近また顔に湿疹が出来て、カフェインレスのお茶を心掛けてきました。フルーツも積極的に食事に取り入れたり。
その努力をふいにしたかもしれません。
しかし、やっぱりなぜでしょう。
後悔はないのです。
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