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そら豆はバンカープランツになる?

最近知ったのですが、そら豆ってバンカープランツになるらしいです。

バンカープランツの魅力

【バンカープランツとは?】
天敵を増やしたり温存する作物・植物のこと。バンカーは「銀行」の意味で、天敵を畑の銀行に貯金しておき、作物に害虫が発生したときにはいつでもこの銀行から天敵を払い戻せるようにするわけだ。無防除だと害虫増加の後を追うように天敵が増加するのが自然の摂理だが、それでは被害抑制に間に合わず、収穫が激減する。バンカープランツを設置すれば、天敵が害虫を待ち伏せする形に持ち込める。

ルーラル電子図書館「現代農業の用語集」より

我が家は、庭であまり雑草を気にせずに、植物を育てています。よく言えば自然農法といものですね。
自然農法については、YouTubeなどネットでその方法を詳しく解説してくださる親切な方がおり、今年に入って興味が湧いてきました。

ちなみに、そら豆がどのようなバンカーの役割を果たすかというと、そら豆につく虫がキャベツやブロッコリーにつく虫を食べてくれるんです。葉っぱについちゃう青虫などですね。ナス科の植物の近くにハーブを植えたり、ネギを植えたりと言うことをそろそろ考えていたのですが、そら豆のそばに植えることによって、うまく育つ作物を植えたほうがよさそうです。
そら豆と相性が良いのはキャベツやブロッコリーや茄子科の植物、瓜科の植物です。
同じ豆科の植物は側に植えるとよく育ちません。
市販の農薬を使わないだけでなく、ハーブなどで今年も除虫剤を作ることを考えていました。しかし、そこまで手間ひまかけなくてもできる方法があると言う事ですね。
しかし、残念ながら、キャベツとか、ブロッコリーとか、ナスとか、きゅうりとか、ししとうとか、既に父が勝手な場所にいっぱい売れてしまっているんですよ。
それをそら豆のそばに植えるのも結構手間です。そもそもそら豆のそばには、菜の花がわんさわんさととあり、抜こうかなぁと思いながら、先延ばしにしていたところでした。
手前の畝の溝の所には、ほとんど生えていないので、奥の菜の花を抜けば良いのですが、それが結構な繁茂しているので、ちょっと憂鬱です。ただ、花が終わらないと、蜂が危なくて、作業が出来ませんでした。

互いに補いあい共存共栄していける植物のことをコンパニオンプランツといいます。虫がつくのを抑制するものばかりだと思っていましたが、浮遊する虫に一方の植物につく虫を食べさせちゃうなんていう方法もあったんですね。コンパニオンプランツでありながら、バンカープランツでもあるそら豆って素敵です。

ナスやきゅうりの収穫時期にはそら豆が枯れてしまっていると思いますが、まずはキャベツやブロッコリーを傍に植えてみることにします。特にキャベツは毎年父が増えるのですが、食べられる状態になったことがないので、ぜひ紋白蝶さんからおすそ分けをいただきたいものです。我が家は今、花の数だけ蝶がひらひら舞っています。


既に手遅れかもしれないですが・・・周りの雑草も少しずつ減らしていきます

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