暗夜行路 126
猫様とごはん
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小雨が降っている夜です。小雨の中で虫の声がよく通っています。雨音が気持ちいい夜にこの朗読をしました。声は枯れていて、場面はとても暗い一体に、政治問題や世界情勢などについては、あれこれと噂するのも、私は大いに結構だと思うのですが、個人の素行については、あれこれと噂することで、自分のそこを暴露しかねないと思っています。他人の品が良くないと噂することは、自分の品性はどうなのだという印象を他人に与えかねません。だからといって、その話に乗らないと偽善者気取りと言われるのは、理不尽だと私は思ってしまうのです。猫たちが静かに眠りながら私の朗読を聞いている。私はその世界を守りたいです。
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