雨の日にしたいこと 第二十五回「お好み焼きのキャベツ抜き」
値上がり前からお菓子をそんなに買ってない
ゴールデンウィーク明けの五月。ニュースを見て、衝撃が走りました。
カカオ豆高騰で、お菓子が値上がりしているというのです。
「チョコレート買いに行かなきゃ!」と早速その日のうちにスーパーに向かったら、板チョコはまだ1枚98円で売られていました。
良かったと安心して、板チョコ10枚買いました。
・・・買いすぎでしょうか?
私は普段お菓子は自分で焼いて作ることが多いです。
毎回チョコレートを使うわけではありません。
むしろ、使わないことの方が多いかもしれません。
けれども、値上がりを聞くと買い置きせずにはいられませんでした。
これを無駄にしないように、お菓子作りを続けていきたいと思います。
卵よりお高い野菜
焼き菓子にはチョコレートの他に卵もつきものです。
しかし、卵は値上がりをあまり気にしないようにしてきました。
まとめ買いしているとはいえ、バターは値上がりせずともお高いです。
値段を気にしていたら、バターも生クリームも買えなくて、とてもお菓子作りはできません。1個の値段が市販を超えないように、一日に食べ過ぎないようにすれば大丈夫だと考えてきました。
スコーンを作ってもクロテッドクリームを買ったことはありません。
しかし、お菓子作りに気を取られていたら、主食の節約がおろそかになってきたようです。実家暮らしなので、私以外の家族が食材を買うことの方がはるかに多く野菜の値段の値上がりに気づいていませんでした。
私自身は庭で育てている野菜を食べることが多いのです。
もやしが少し値上がりしたとはいえ、節約に欠かせない食材であることには違いありません。前の週に焼きそばを作ったから、今週はお好み焼きでも作ろうと野菜コーナーを見たところ、血の気が引きました。
きゃ、きゃべつがお高い・・・!?
いくら時期外れで雨が多くなったとはいえ、1玉400円以上は値段が高すぎじゃないですか。半分でも200円超え。半分にカットしたものであれば、1食で使い切れるようです。
父が買ったお好み焼き粉が我が家に余っています。
それでも、このきゃべつの値段はちょっと・・・。
悩んだ末に、キャベツを買わないことにしました。
庭で育てているレタスよりずっとキャベツを育てるのは難しいです。
キャベツが買えなくても、お好み焼粉を捨てたくないので、もやしとエビでお好み焼きをつくりました。豚肉も買おうと思ったのですが、薄切りが思っていたよりも値段が高く、生姜焼き用の豚肉を買ってしまいました。
家でハーブを育てるようになってから、なぜか父が市販のハーブの瓶を買ってくるので、お好み焼きを作ると青のりではなく、ハーブをふりかけるようになりました。胃腸が丈夫じゃないので、普段マヨネーズを控えめにしているのですが、ついついお好み焼きにはマヨネーズをかけすぎてしまいます。
家に冷凍のエビがストックしてあったので、イカを買うのやめました。イカよりエビ経済的かなと思ったのに、結局はエビも使いすぎてしまいました。肝心なのは、値段よりも使う分量なのです。
好きなものを全く我慢するという事はできないのですから、お財布事情に合わせて少しずつ使うのがもっとも経済的です。
お好み焼きもアメリカンクッキーもいっぺんに作り過ぎてしまいました。たくさん作るとしばらくその料理が続くので、料理をする機会が減ります。
料理をする回数が減ると、光熱費を抑えられて、経済的なんて思えません。料理をしないのが1番経済的だったとしても、節約レシピぐらいは作っていたい。
明日何を作ろうか?何の食材を使おうか?
めんどくさいと思いつつも、新しいレシピを試してみたい。大した腕前じゃなくても、そんなにお金をかけられなくても、毎日料理ができる生活が幸せです。
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